データサイエンスの授業
昨日近所のデパートに買い物に行った。
もちろんMobikeで。
すると。。。
道がMobikeだらけ!!!
人が一人通るスペースしかない涙
Mobikeの難しいところは、チャリンコが上海市内でまんべんなく散らばらないことである。
つまり、ある場所Aからある場所Bへよくチャリンコが使われるけど、反対に場所Bから違う場所にMobikeを使うとは限らない。
その場所Bにたくさんのチャリンコが溜まってしまうのである。
そうなると夜中にMobikeの従業員が大量にチャリンコを再配置している。
画期的なサービスだが、まだまだ発展途上なのである。
Term 4の授業
CEIBSはどんどんカリキュラムを良くしようと努力しているため、毎年毎年新しい科目が出て来る。
もちろんそれだけチャレンジすれば、良い科目もあれば、いまいちフィットしない科目も出てくる。
Term 4の中でもそのような科目があった。
それが
データサイエンスの授業である。
ビックデータ等キャッチーな言葉が授業紹介文に並び、これからはデータサイエンスの時代だろう!と教室に入る上限いっぱいの70人以上の同級生がこの選択科目に飛びついた。
しかしこの授業は、今年から始まった授業のため、昨年までの実績がない授業なのである。
そして初回の授業で全員絶句することになる。。。
アルゴリズム、アルゴリズム、アルゴリズム
今回の教授は、MBA生に普段教えている教授ではない。
データサイエンスを専攻する学生に教えている教授である。
そして最初の3回くらいの授業は、基本的なアルゴリズムの説明についての授業で、
まるで数学の授業のようであった。
実際のケースを基に議論して、何かを得る普通のMBAの授業とはまるで異なる。
生徒の不満殺到
ついていけずに、諦めてしまう生徒が続出したのである。
また、デーサイエンス「マネジメント」の授業なのに、実際の事業等に全く結びつかないと、アドミッション・オフィスや教授に直々に不満が殺到したため、
教授も後半やや、実際どのようにこのアルゴリズムが実世界で使われているか、
実業家を招いての授業など実務よりの授業になった。
www.kujiale.com
例えばゲストスピーカーに来ていただこの企業↑。
どんな起業家というと、上海の住みたい場所の住みたい物件を最初に選択して、自分の好きな間取りや家具を画面上で設置すると、実際に自分が選んだ家具や間取りで希望の物件が3Dで浮かび上がってくる。
内装のデザイナーと顧客の実際のニーズを共有して、限りなく顧客のニーズに沿うように出来るというわけだ。
創業五年で急成長したベンチャーで話はとても面白かったのだが、いかんせんこのアルゴリズムが元になってるとか言われても飛躍がありすぎて実感がわかなかった。。
テスト前には、データサイエンスのバックグラウンドを持つ、同級生がテスト対策の講義をしてくれた。
教授も、実際2時間のテストだけど、すげー簡単だから、早い人は30分で終わっちゃうかもしれない。という言葉を信じ油断して正直何か雲をつかむような感触のまま、テストに臨んだ。
結果1時間経っても席を立つ同級生はおらず、皆むちゃくちゃ難しいと感じたようである。
データサイエンスの授業等は今後増えていくだらうが、どのようにMBAの授業に取り込むか、どこまで深掘りするか、今後の課題ではないだらうか。
ちなみに筆者自身はデータサイエンスの世界はこんなものなのかと覗けたこと、基本的な考え方を学べたので割と満足はしました。