CEIBS MBA日記

CEIBS(ときどきIESE) MBA日記

2016年夏から中国、上海のChina Europe International Business Schoolに挑戦する日本人のブログです。本ブログの記事は個人の見解であり、所属する組織や団体とは一切関係なく、組織の公式見解等を示すものではありません。

一生付き合える英語カウンセラーのすすめ

前回のCEIBS採用活動の裏側の補足

前回の記事を見直して、GMATの点数(及びお菓子の差し入れ)だけにフォーカスしてしまい、ポイントがズレてしまったと感じたため、訂正とお詫び申し上げたい。


前回の記事を読むと日本人であればGMATの点数が600点代そこそこあれば、無条件で受かるような書きぶりをしてしまったが、正しくは、GMATはもちろん合格にあたっての必要条件で、最も大切なのはもちろん面接である。

f:id:ceibs2018:20170715234444j:plain

GMATは足切りで、面接点の点数の比重が最も高い。
ちなみにアドミッション・オフィスと話をしていると、エッセイや推薦状もかなり熟読している。すごいテキトウに書いた筆者のエッセイの内容をアドミッションが入学後に覚えていたりして焦ったこともある。
GMATの点数が700点以上ある人でも当然落ちている人はいるので、しっかりと面接対策を中心にエッセイ・推薦状を仕上げる必要がある。
それにプラスで前回紹介したお菓子作戦を是非実践して頂けたらと思います。

 

今なお、とてもお世話になっているカウンセラー

 

MBA受験を通じて、たくさんのカウンセラーや、GMAT、TOEFLのインストラクターに出会う。しかしながら、MBA受験後も引き続きお世話になるようなカウンセラーと出会うことは滅多にないのではないだろうか。
基本的に時給むっちゃ高くて死ぬほどお金がかかるので、出来ることなら早くカウンセラー達と早くおさらばしたいと思っている受験生の方も多いと思う。

 

しかし出来ることなら、今までの人生を見直して、本音で語りあってギリギリの状態を共にしたカウンセラーとは一生付き合っていけたら最高ではないだろうか。

 

小生はたまたまたラッキーで、そんなカウンセラーに出会い、今も大変お世話になっている。Laurenさんである。

 

f:id:ceibs2018:20170715233544p:plain

Contact Lauren (New Clients) - MBA Essay Editor


以前紹介した通り、彼女は沖縄在住のカウンセラーである。
そして彼女は小生の死ぬまでの英語に関する全てカウンセラー、アドバイザーである(と勝手に思っている)。

ceibs2018.hatenablog.com


MBAの中で、本当に多くのアウトプットを英語でするのだが、じっくり自分の英語を読み返したり、この単語よりはあっちの単語の方が良いなとか、一つ一つ丁寧に考えていく作業を小生は恥ずかしながら最初の半年は全くできていなかった。

最初の半年は、レポートを書いたらざっと見直してスペル間違いを直して、すぐに提出して次のレポートやプレゼンの準備に取り掛かる。そんな毎日だったのだが、ある時、Term3が始まってふと過去のレポート等を見返してみると、想像以上に自分の幼稚な英語のライティングが目についた。また、色々コメントをくれる教授の場合は、よくよくそのコメントを読むと、自分の拙いライティングのために点数を落としているケースもかなり多くあることに気が付いた。

 

一方で、しっかりと時間をかけたレポートや、Laurenさんに見てもらったらレポート(最初の半年で一つだけしっかり見てもらった)は、それ以外の提出物に比べて、2ランク位高い評価を得ていることに気が付いた。

 

それ以降出来る限り、時間がある時や、重要な提出物等はLaurenさんにみてもらうようにした。学校での成績が向上するだけでなく、自分のやりがちなミスや、最適な言い回しもLaurenさんの添削のお陰で知ることが出来るようになった。
実際、MBA期間中にこのように自分の英文を正してもらうような機会はそう多くない。そのためこのようなカウンセラーの方は大変有り難い。

 

Laurenさんは、MBAのみならず、英語を使う全てのビジネスマンの役に立ちたいと考えていらっしゃる。
MBA受験期間中に、受験生からガッツリ高時給で稼いで、合格したらそれでおしまいという多くのカウンセラーとは異なり、Laurenさんは良心的な料金で、一人一人と長く付き合いという考え方のようである。このようなカウンセラーの方には筆者は他には出会わなかった。

Being、Having一発切りといったGMATの小手先の技術は、MBAが始まってから一切役にたっていないが、頼れるカウンセラーと出会えたことは、筆者の一生続く英語の勉強において本当にとても心強い。