MBAインタビューの話
MBA受験の最後の関門、インタビュー。
筆者は以下の日程で全て現地でFace to Faceでインタビューを受けた。
11月25日 復旦大学@上海
11月26日 CEIBS@上海
11月27日 清華大学@北京
12月3日 北京大学@北京
各インタビューのスタイル
各大学でインタビューの仕方も、インタビューまでの待機の仕方も異なる。
(復旦大学) 教授1人+アドミッションオフィス2人 30分程
→ 到着したのがギリギリの時間であったため、着いたらそのまま部屋に通されて面接がスタートした。教授とアドミッションオフィサーから半々で質問を受けた。
(CEIBS) 教授1人+アドミッションオフィス1人 50分程
→ インタビューまでの間は個室でアドミッションオフィサーと、他の受験生と食べ物・飲み物を飲み食いしながら談笑。面接では基本的に教授から質問を受けた。
(清華大学) 教授3人+アドミッションオフィス1人 30分程
→ インタビューまでの間は個室でアドミッションオフィサー、在学生、他の受験生と談笑しながら順番を待った。面接では3人の面接から均等に質問を受けた。
(北京大学) 教授1人+アドミッションオフィス2人 20分程
→ インタビューまでの間はオープンスペースで他の受験生、在学生と談笑しながら順番を待った。教授からのみ質問を受けた。
インタビューで問われた内容
- Why MBA?
- Why China?
- なぜEngineerの学位を持ちながら、文系就職(営業、経営企画)したのか?
- Long term goal, Short term goal
- Management経験について
- 国際経験について
- 最も困難だったディールについて
- 昨今の日中関係についての見解
- TPPに中国が参加しないことに対する見解
- 会社では投資に対するリスク管理はどのようにしているのか?
- 今注目している中国企業は?
- 低いGMATの点数について言い訳しろ
- 聞きたいことは?
実際に経験してみて
模擬面接はカウンセラーにお願いして、たくさんやってから本番の面接に臨んだ。
しかしながらやはり本番のインタビューは独特の雰囲気で、自分の実力をしっかりと出せないインタビューもあった。
筆者の場合、一番最初に受けた面接が最も出来が悪く、その後受けるにつれて感覚を掴んでいき、出来栄えも後になればなるほど良くなったと思っている。インタビューに対する余裕が生まれ身振り手振りも交えて回答出来るようになっていった。
カウンセラーの本領発揮
インタビューが終わったらすぐにカウンセラーと連絡をとり、その日の面接の内容を伝え、こういう風に答えたらよかったなど、その日の内に整理した。またサンクスレターもすぐにカウンセラーに添削してもらって、面接官に送った。
その日の記憶な鮮明な内に振り返りをすることはとても大切だと思う。例えば一番最初のインタビューでは、
「回答内容もさることながら、インタビューに臨む姿勢が良くなかった。初めての外国人とのインタビューで気負っていたこともあり、後から思えば声も小さく、姿勢いつの間にか猫背になってしまっていた。」
などカウンセラーと話をしていると思い出す事ができ、次のインタビューに繋げる事ができる。やはり信頼出来るカウンセラーがいると大変心強い。
インタビュー期間中は大変テンションが高く、軽いパニックのような状態であったがこの期間はカウンセラーのLauren氏に大変お世話になった。
よく言われることだが、出来ることなら志望度の低い学校から面接を受けていくのが絶対に良いと思う。3日連続で受けたインタビューの最後の清華大学ではとても余裕があり、身振り手振りや、しゃべりの間なども気をつける事ができ、会心の出来だった。すぐにその日の内にアドミッションオフィスからインタビューのパフォーマンスが大変高かったとメールが来てとても嬉しかった。
まとめ
- インタビュー対策は信頼出来るカウンセラーと、これでもかという位やる。
- インタビューのレビューをカウンセラーと一緒に面接が終わったらすぐに行う。
- 出来ればSkype面接でなく、現地で面接を受ける。
- サンクスレターはその日の内に送る。
- 志望度の低い順に面接を受ける。