バルセロナの格安アパートで顔面流血
安いアパートに住んでいて、何も問題無いのかいと思うかもしれないが、実は結構問題は起きている。
ただ、男三人で住んでいるし、皆細かいことは気にしない性格なので、何事もなかったように日常生活を送っている。
生活開始一週間で不動産会社よりクレームが?!
引っ越してきて1週間経ったころに、すぐに不動産会社からこんなメッセージが届いた。
「水がすげー勢いで漏れている。緊急事態だ!」とのこと。
メッセージを受信した時は、
「お前らの部屋から水が下の階に漏れている、緊急事態だバカヤロー」
と言われているととっさに解釈した。バルセロナ到着早々一大事である。
しかも何とこの時は、筆者も同居人も全員別々の場所に旅行中。
きっと我々のうちの誰かが、水道の水を流しっぱなしにしてしまい、アパートの下の住民達に多大なご迷惑をかけているのだと思っていた。
また、バルセロナの水道代と電気代はとても高いと不動産会社から聞いていたので、最悪の気分になっていた。
我々は全員外に出ており、不在である旨を伝え、合鍵で家に入っていいかと言われたので、もちろん了承する。
そして、不動産会社から送られてきた写真がこちら。
何と我々ではなく、上の階の住人達がよくわからないけどものすごい勢いで水浸しにしてしまい、我々は被害を受けた側だったらしい。
写真からはよくわからないが、工事が必要な程重症らしい。
住居人がいないことをいいことにそこそこ良い状態の写真を送ってきたな、さては。
しかしながら自分達がメチャクチャやって、他の住人に迷惑をかけてしまったとばかり思っていたので、ホッとした。
陽気なスペイン人大工さん
数日後から家の修理のスペイン人の大工さんが、やってきてトイレとシャワールームの修理を開始した。
(ラテンなイケメン大工さんのイメージ図↓シャツではない、胸元こんなあいてない)
彼は我々の内の誰かが家にいる時しか作業は出来ないが、我々も授業があるし、その上彼は英語が全く喋れないので、意思疎通に苦労した。
その上当然彼はお昼寝タイム(シエスタ)があるので、作業は極めてスロー(一体どこで休憩していたのだろうか)。
日本人だったらきっと半分位の日数で工事は終わるんだろうなと思っていた。
無事に工事が終わり、これでトイレもシャワールームも使えるわ。と思ったら、
今度はトイレのドアが閉まらない。。
なんでやねん。。
トイレの修理をしてもらったら、そのトイレに入るドアが今度は壊れた(いやスペイン人の大工が壊した?)。
まさかこれはスペイン人大工が次の仕事を得るための作戦では、、、?
と勘ぐりながらも、トイレのドアが壊れてしばらくの間は、不動産会社に連絡し直すようにお願いしていたが、なかなか時間が合わない。
よくよく考えたら別に男だけだし問題なくね?
ということで、このドアが開いたままのトイレ&シャワールームは基本的には筆者が使うことで暗黙の合意をし、面倒なので特に修理されることなく、今に至っている。
我々が退去して次の客が入る際に、必ず修理する必要があると思うが、スペイン人大工の工事のスピードは想像以上に遅いので、我々が住んでいる間に修理してしまった方が良いと思うが、不動産会社はどうするつもりなのだろうか。。。
古いのでそこらじゅうで修復工事をしているアパート
こんな調子で、古いアパートで、且つかなり大きいアパートなので、必ずどこかで工事をやっている。また、壁も割りと薄いので、近くの部屋で工事をやっていると本当にうるさい。
また、アパートの中にはロックミュージシャン(?)も住んでいて、夜10時ごろまでは、彼が爆音で歌の練習をしているため、早めに寝るのは困難である。
10時頃にピタッたと止まる。
番外編として、顔面流血事件が挙げられる(おそらくこちらはアパートのせいではない)。
この古いアパートの壁はなぜか、このようにトゲトゲしい。
(↓うちの壁。ギザギザしている質感が伝わるだろうか)
ある日、筆者は割りと酔って帰ってきて、すぐに就寝した。
明け方暗い中起きて、トイレに行く途中、電気を付けずにトイレまで行くという無謀な挑戦をしたところ。
廊下を曲がらなければいけないポイントの数歩前で曲がり、壁にものすごい勢いで、顔面から衝突したのである。
何が起こったか本当に分からず、まじに鼻の骨が折れたと思った。
また鼻に大きな傷をおってしまい、数週間伊達メガネをしていたのはこのためである。
てかこの壁の種類にする必要あるの??危ないだけじゃね?
何かメリットがあるのだろうか。。。
お陰で酔っ払って帰ってきても、家に入ってから怪我の記憶が蘇り、一気に緊張感が走り、酔いが覚めるようになった。
あっあったわ、これじゃんメリット。
またまた中身のない、どうでも良い記事であった。