University Scholars Leadership Symposiumに参加してきた。
モバイクの記事が日本経済新聞に載っていたのでシェア。
こちらはNHK。
30分で50円という価格設定。たまたま両親もこのニュースをみていたらしく、安さに驚いていたが、本場中国では30分で0.5元(約8円。競合他社の中には0.1元という会社も)。
そもそも各社この段階で利益を出すことは全く考えておらず、とにかくパイを押さえにいっている段階である。
The 2017 University Scholars Leadership Symposium (USLS)
8月の頭に一週間バンコクで行われたUSLS(国際学生リーダーシップシンポジウム)にCEIBSの代表として参加してきた。
実はCEIBSがこのイベントに学生を派遣するのは今回が初めて。
MBAスクールだけのコンペ始め、今回のイベントのように学部生も参加出来るイベントが世界中で行なわれているがCEIBSはこのようなイベントにかなり積極的に学生を派遣している。
一方で、全然コンペ等に出てこないMBAスクールもあり、これは入学する前に知るのは難しいかと思う。
USLSってなに??
国連コンベンションセンターで行われる国連主催のイベント。
今年はタイ、バンコクで行われ、78カ国から907人が参加した。
目的は、世界中から将来のリーダーを集め、様々なパネリスト、プロフェッショナルとのコミュニーケーションを通じて、現在世界中で起こっている様々な問題を共有、理解し、ディスカッションを通じてリーダーシップを養うというもの。
こちらタイムスケジュール。途中一日実際に現場を訪問する日が設定されていた。
スピーカーの一部。
こちら今年のイベントが終わってすぐに作られた動画。
こちらは昨年バージョン。
Sustainable Developement Goals
国連は2020年までに達成するべき17のゴールを設定している。
基本的に、シンポジウムで行われるプレゼンはこの17のどれかに属したテーマについてであった。
この全てのトピックをカバーしようとするとどうしても、プレゼンは薄く広くなってしまう。国連の方のプレゼンはこの全てをカバーされているケースが多かったため、基本的な知識を学ぶ場、NGOの代表等のプレゼンはこの中のどれか一つのテーマについて深く知る場であった。
なぜUSLSに参加した?
小生がこのシンポジウムに参加した理由は、MBA期間中に本気で人権だとか、貧困だとかの問題についてがっつり集中して考えることがなかったからである。
実際貧困格差のとても大きい中国、たくさんの低賃金の労働者に支えられて外卖(食品デリバリーサービス)等数多くのITサービスが成り立っている。
それにも関わらず、この問題についてしっかりと考える時間が無いことに、とてもバランスの悪さを感じていたのである。
ちなみにMBAの授業の中でも必修科目で、環境問題や人権問題を扱うし、選択科目で更に突っ込んだものを選ぶことも出来る。しかし、正直MBAのメインの授業ではないし、同級生もこの分野に興味がある人が少ないため、議論はそこまで盛り上がらず、不完全燃焼感を感じていたのである。(続く)