CEIBS MBA日記

CEIBS(ときどきIESE) MBA日記

2016年夏から中国、上海のChina Europe International Business Schoolに挑戦する日本人のブログです。本ブログの記事は個人の見解であり、所属する組織や団体とは一切関係なく、組織の公式見解等を示すものではありません。

MBA的1泊2日上海旅行のすすめ

筆者の多くの友人が有り難いことに、筆者が上海にいることで上海に訪れてくれる。
上海はもとより、中国自体訪れるのが初めてという友人も多い。

最初はみんな海外ということで身構えているし、日程調整等しなきゃいけないと思っているが、安心してほしい、
上海の発展具合を知る目的の上海の旅行は、
1泊2日で十分
である。

そもそも日本から片道3時間弱、LCC使えば片道1万円以下で来れる。
上海に興味を示した友人には、この気軽さをアピールする。実際むっちゃ近いのだ。

ということで以下筆者が友人が来た際に、実践している1泊2日の旅行プランである。


【1日目、昼前上海  浦東国際空港に到着】


美味い昼飯を考えているから機内食は食べないでくれ!
と事前に言っても、筆者の友人は純ジャパ体育会が多く、海外に行くということだけで大変舞い上がっているので、大抵全員機内で、機内食と大量のアルコールを摂取した状態で到着する。

中には舞い上がりすぎて、飛行機に乗る前のラウンジで朝から泥酔しているケースも有り得る。

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(↑海外ということで浮かれて泥酔する事例)


到着後は、まず向かうべきはそう、

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CEIBSである。

【昼頃 CEIBSツアー】

CEIBSは浦東国際空港から20分程で着く。
また、外滩等の所謂上海の中心部に行く途中に位置しており、立地がパーフェクトなのである。
ここで、食事前の腹ごしらえと、アジアトップのMBAスクール見学を行う。
大抵の友人は、想像以上のオーラにぶっ倒れる。

もし適当な授業があればこっそりぶち込んでしまう。

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【昼飯 火鍋】

いくら機内食を食べたからと言って、なれない環境でブラブラしたらお腹が減るもの。
それでもまだお腹が減っていないと言い張るようだったら、ここでモバイクの体験をしてもいいだろう。

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その後、最初の昼飯は火鍋に連れて行くことが多い。
CEIBS生が良く行く火鍋屋がCEIBS付近に2つあり、どローカルな火鍋屋(夏は上裸の客がいる)と割りとしっかりめな火鍋屋の2種類あるが、基本的に体育会の友達が来た時は、ローカルな火鍋屋につれていく。

もちろん移動はDidi、支払いはウィーチャットペイである。現金はこの旅行中一切使わないことを誓う。

こちらCEIBS近くの大人気の正統派火鍋屋さん

m.dianping.com

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そしてこちらも大人気のCEIBS近くのどローカルな火鍋屋さん

m.dianping.com

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【ホテル チェックイン】


お腹がいっぱいになったら一旦ホテルで休憩。もちろんDidiで移動。
CEIBSネットワークで五つ星ホテルに格安で泊まれるので、家族や知人が来た時はお願いしている。

ここでデリバリーコーヒーかなんかを頼むと面白いかもしれない。
中国の外卖(ワイマイ=デリバリーコーヒー)の凄さを実感できる。
えっホテルにまで届けてくれるの?!しかもコーヒー一杯から?!と驚かれることは間違いなし。

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こっから先は定番コースである。
田子坊、南京东路、外滩の夜景、落ち着いた雰囲気が好きならばフランス租界、北京ダック、(+冬であれば上海蟹、庭とかに興味があれば豫園訪問)を翌日のフライトまでにこなせば良い。

えっ普通の旅行会社の上海旅行プランと同じじゃんと思うかもしれない。

「CEIBS訪問」+「上海のITサービスの進み具合を体験」という点で全然違う。
ポイントは、移動は基本Didi。電車の方が早い場合は電車を使って駅まではモバイク、支払いは全部ウィーチャットでやって、中国のITが如何に進んでいるかを実感させてあげることである。

1日目の夜以降、支払いと移動以外は普通の上海旅行と同じかもしれないが、参考までに前回友人が来た際のものを記載しておく。

【夜飯 上海料理@フランス租界】

ごちゃごちゃした上海の街に少し疲れたということで、フランス租界をぶらぶら歩き、落ち着いた上海の落ち着いた一面を感じる。

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今回利用させてもらったお店はこちら↓

www.shanghainavi.com

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正統派の上海料理のお店。
上海と言えばこの↓甘い豚の角煮みたいな料理(紅焼肉)が有名だし、美味しいが食べ切れたことがない。
それほど味が濃いので、最初の数口が超絶美味しいが、多く食べるものではないようである。

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【外滩 夜景】

一日の最後は、外滩の夜景で締めるといいだろう。
但し、ライトアップが消える時間が決まっているので、行く前にその時間は事前に調べておくと良いかもしれない。

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【二日目】

二日目の大きな目的は、そう北京ダックをたらふく食べることである。
そこから逆算して、二日目の行動を決めていく。
夕方のフライトで帰国する場合、北京ダックはランチで食べることになる。
朝飯を抜いてでも北京ダック様(こっちでは東京程全然高くはない)に備えるべきである。

しかしながら、豪華なホテルに泊まる弊害として、そういったホテルの朝飯はとっても美味しそうというリスクがある。

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一流ホテルに興奮して、前日に朝飯を抜いておくように言っておいたのに、朝食を思いって切り食べてしまうケース↑

 

ということで、一旦「田子坊」&「南京东路」(あまりにも有名でネットにも色々出てるので割愛)でうろうろ動き回って腹をすかせて、いざ北京ダックへ!

筆者が愛用しているのは全聚徳 (浦東店)↓
歴史ある老舗である。日本では考えられないくらい安くて美味しい北京ダックを食べることが出来る。

4travel.jp

ここの浦東店の良いところは、ここから上海浦東国際空港まで行きやすいということがあげられる。

但しこの日は、友人がよっぽど感動したのかCEIBSにもう一度よりたいと言い出し、CEIBSでお土産を購入してから空港へと向かった。
どちらにしてもCEIBSは空港への通り道にあるからさほど回り道にはならない。

こんなのを書いていたら無性に中華が食べたくなってきた。
スペインで美味しい火鍋屋さんを早くみつけなければならない。

スペイン語はやらないけどスケボはやる。

よくIESEへの交換留学に行くって言うことは、スペイン語の勉強をするんだね。と言ってくれる友達がいるが、それは筆者の語学センスを過大評価している。英語と中国語の勉強を通して、語学をマスターすることの大変さ、及び自分の語学センスの無さを痛感した。

小生の通っていた中高一貫校は、中学三年生から必修で第二外国語をやらされるが、その時に選択していたはずの中国語は、大学入学時には全て忘れ「ウォーシーリーベンレン(私は日本人です)」しか言えなくなっていた。中国語は難しいから、何となく格好いいドイツ語を今度は大学の第二外国語で選択したが、今覚えているドイツ語は 「イッヒ ヴォーネ イン トーキョー(私は東京に住んでいます)」のみである。このリストにスペイン語が加わる可能性は極めて高い、というかほぼ100%である。

たった三ヶ月しか滞在せず、以降使うかどうかもわからないスペイン語に費やす時間は、無駄になってしまうリスクが極めて高いので、残念ながら今回は見送ることにした。

 

その代わりに、スケボーは習得することにした。

 

3年前に初めてバルセロナに来た時に感じたのは、バルセロナはスケボーが文化として根付いているなという印象をもった。調べてみると世界でも有名なスケボーな盛んな都市らしく、スケボーするのに適した公園が多数あるのである。

 

個人的には、日本でのスケボーのイメージは(小生の勝手なイメージで中高時代を過ごした池袋西口をイメージしている)、ちょいワル、いや結構ワルな人が公園でやっているイメージである。そもそもあんまり見ない。

 

しかしずっと不思議だったのだが、スノボと似たようなもの、瓜二つにも関わらず、スケボはワルのスポーツ、スノボはリア充な大学生及び社会人のスポーツと(筆者の勝手なイメージではあるが)ここまで両極端にイメージが分かれるのには違和感をもっていた。
日本でスケボが市民権を得ない理由は、そもそもスケボを十分に楽しめるような公園が少なく(繰り返すが小生の勝手なイメージで池袋西口を思い出している)、公道でやるケースが多くなり、車が多い上に日本は坂が多いので危ない。ということがあるだろう。

 

しかしここバルセロナは違う。スケボをやる環境が整っている。加えて小生はスノボが大好きである。
一流のスキー場がそこらじゅうにあり、しかも毎日スノボをタダで楽しめる状況を想像したら、やらないわけには行かないだろう。

 

とか妄想していたら、都合良くこんな記事を見つけた。

 

www.redbull.com
レッドブル曰く、バルセロナはスケートボーダーにとってドリームシティとのこと。

さらにさらに、何とバルセロナ到着数日後に、ルームメイトの台湾人のWechatのモーメント(Facebookのようなもの)をみていると。。。

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スケボしてる!!!
先を越された!!!

 

彼に問いただすと「いやーだってスケボやっている人多いし、格好いいからさ」

 

バルセロナに来て3日しか経っていないのに何たる洞察力!
そして、彼は歳は一個上のいいおっさんだが、何たる行動力!


去年CEIBSに来ている交換留学生をみて、凄いなと思ったのは、みんな中国語は全然しゃべれないにも関わらず、わけわからない中国のドローカルな場所にガンガン旅行に行ったり、アクティビティに加わったりしていたことだった。彼らは、その三ヶ月しか恐らく人生でも中国に関わることはないであろうから、全力で楽しんでいたのである。

 

ということで、小生も色々と言い訳をつけましたが、スペイン語はやらずにスケボーを始めたという報告でした。


こちら購入したスケボー。

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考えてみたら当然なのかもしれないけど、板の部分よりも車輪(なんて言うの?)含め諸々の小物の方が高い。バルセロナにたくさんあるスケボ屋さんで、カスタマイズしたものを買おうとするととても高くなってしまう。
ということで筆者は、アウトレットで出来上がりのスケボを格安で購入。
歳を考えセーフティファーストを心がけたい。

 

IESEの悪口は絶対に言わない

少し前に、日経新聞に載っていたアジア、中国企業と日経企業の給与格差に関する記事。

www.nikkei.com

また、こちらはテンセント(ウィーチャットの会社)平均年収が29歳で1,300万円だという記事。

www.nikkei.com


以前ブログでも紹介した通り、中国におけるホワイトカラーの需要はまだまだ大きくなる一方で、供給が追いつかないので、中国のホワイトカラーの賃金はこれから更に上がることが予想される。

(↓以前解説した記事)

ceibs2018.hatenablog.com

中国企業だって、これ以上給料の高騰を防ぐために様々な手をうっている。
例えばこの日経の記事にあるように、テンセントでは、素晴らしい食堂のみならず、食事券やタクシー券等の配布もある。↓
「残業をする人にも手厚い。夜8時以降には「夜食券」が配られ、社内のレストランでの食事が無料となる。夜10時以降になると全員に「タクシー券」が配られるというから、至れり尽くせりだ。」(日経新聞より引用)


筆者自身もアリババオフィスの食堂に行ったことがあるが、ワンフロアに色々な国の料理が揃っており(デパートのレストランフロアのようなイメージ)そこでは世界中の食事を食べる事ができる。

今後しばらく中国企業へ優秀な人材が向かう流れは止まりそうにない。

IESEの悪口は絶対に言わない


交換留学するに当たって、心に決めていることの一つに、IESEの授業や学校そのものの評価をこのたった三ヶ月の交換留学ではしないということである。

なぜなら、二年目のこの時期のたった三ヶ月お客さん的な扱いでIESEで過ごして、IESEの本質を知ることなんて出来るわけがないからである。だから特にIESEで感じた特にマイナスの印象については、絶対に書かないことをここに誓おうと思う。
三ヶ月でみるIESEのほんの一面だけで、断言することは出来ないし、ランキングが評価しているように、IESEは既に素晴らしい学校であることは間違いないからである。だから積極的にIESEの良いところはこの場で発信していこうと思う。

 

これは交換留学に行った人達、去年CEIBSに来た交換留学生達とコミュニケーションをとって感じたことで、以前も記事にした。

ceibs2018.hatenablog.com

 

交換留学はとても難しいのである。めちゃくちゃ忙しい一年目を乗り越え、みんな一致団結している中に、ポンと二年目の途中から飛び込んで、馴染めるわけがない。めちゃくちゃアウェイの中で頑張らなくてはならない。それで上手くいかなくて、ネガティブな印象をそのままその学校の評価としている一部の先輩達をみて、それは準備不足、実力不足の自分の責任だろうと思ったのである。ということで、IESEで何か嫌なことがあったら全部自分の責任と思うことにしようと決意している。

去年CEIBSから交換留学に来て大変楽しまれた方々の動画↓
こんな感じで交換留学を楽しみ尽くしたい。

www.youtube.com

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