CEIBS採用活動の裏話
最近何かと話題のMobike。
実は中国では今1ヶ月無料のキャンペーン中である。
無料ってどうやって利益だすの!?
と思ったあなた、これが中国流。
まずはマーケットのパイをトリに採算度外視でコンペティターを潰すためにキャンペーンを次々と仕掛けていく。
タクシーアプリで起こったDidi vs Uberのタクシー戦争と同じ状況である。
利用者としてはとても有難く、毎日タダでMobikeを使っている。
CEIBS採用の実態
(写真はCEIBSのキャンパス、内容とは無関係)
来月から一個下の代(Class of 2019)が入ってくる(もうプレコースは始まっているので一部の人はもう始まっている)。
そこで今回は、Class of 2019の採用活動の裏側を大暴露したいと思う。
これらの情報は学校への貢献が認められ、アドミッションオフィスも信頼してくれ種々相談に乗ってる内に得た情報である。
どうせ日本語わからないので大丈夫と思うが、アドミッションオフィスからクレームが入ったら削除予定。
日本人を採りたい。
(写真はCEIBSのキャンパス、内容とは無関係)
昨年日本にCEIBSの代理店をオープンさせたことからも分かるように、CEIBSは日本人を採りに、日本のマーケットに積極的に乗り出している。
従って日本人を採りたいという気持ちが強い。
そのため、はっきり言って日本人の採用基準は他の国の人に比べて低い。
当然GMATの足切りも全国籍の中で最低点に設定されている。
さて受験生が気になるCEIBSの日本人に対するGMATの足切り点数は。。。。。
日本人へのGMATの足切りは620点
自分のブログの中でGMAT500点代でも受かる可能性があると言及してしまっていたことを深く陳謝したい。
500点台ではたとえ社費でも、面接での点数がいくら高くてもまず受かることはなかった(少なくとも今年の代は)。
合格者の平均GMATの点数が700点くらいのCEIBSの中でGMAT620点はかなり優遇されている。
日本人を採りたいが、これ以上基準を下げてまで採る気はない。
(写真はCEIBSのキャンパス、内容とは無関係)
彼らは日本人をどうしても採りたいが、これ以上基準を下げてまで日本人を採りたいということはないようである。
実際小生が受験した時はぶっちゃけ日本人みんな受かってんじゃね??と勝手に思っていたが、今年は10人弱の日本人が受けて、オファーは3人のみ。倍率は約3倍程度である。
それでも一番大事なのは面接
それでもやはり一番大事なのは面接である。
奨学金を狙う場合は最低でもGMAT700点弱+面接点で高得点が必要である。
FTランキングと学生の質の関係性
(写真はCEIBSのキャンパス、内容とは無関係)
今年は年初にFTのランキングが11位に上ったことが判明した。
そのため、年明けのラウンド3でかなり優秀な学生がとれたらしい。
実はFTのランキングと学生の質はかなり連動しているというのがアドミッションオフィスの見解らしい。
例えば、昨年は逆にHKUSTにアジア1位の座を奪われてしまったため、ラウンド3でかなり優秀な学生がHKUSTに流れてしまったと彼らはみている。
しかしながら今年はその逆の現象が起きたようである。
お菓子大作戦
(写真はCEIBSのキャンパス、内容とは無関係)
一つCEIBSを受ける方に絶対やったほうが良いことをこっそり教えたい。
それはお菓子の差し入れである。
筆者が受験時やキャンパスビジット、授業見学した際に、これでもかと日本のお菓子の差し入れをアドミッションオフィスにした。
実は、これが始まりとなって、アドミッションオフィスの日本学生のお菓子のお土産に対する期待が年々高くなっているというのである(日本のお菓子は中国では大人気)。
逆にお菓子の差し入れをしない日本人アプリカントには、日本人なのに彼は何もない。。。のような話をしていたとかしていないとか。
一般的にアメリカのMBA受験ではあり得ない話だが(むしろ差し入れはしない方が良い)、ここはアジア、中国である。
お菓子がどの程度の効果があるか不明だが、ガンガンにお土産を差し出そう!
Deanに抱きつく(CEIBSのアドバイザーに出井伸之氏が就任)
最近上海の天気はずっと悪い。
梅雨で毎日のように大雨が降っている上に、PMの数値も良くないので、テンションが下がる。
雨降ったらPMの数値は勝手に下がると思っていたが、必ずしもそういうわけではないらしい。
筆者は毎日少しは身体を動かすことにしているが、一応PMの数値が100を超える日は外でランニングせずに、ジムでランニングすることにしている。
ふと、雨が上がったタイミングで数値をチェックすると、100どころか50も下回る数値!
これはランニングの絶好の機会と思い、準備しながら画面をよくみてみると、
この付近だけ極端に数値が低いだけ!
他はぼちぼちの数値。こんなことあるんかいな。どういうことだ。と思い別のサイトも確認すると
全く問題のない数値だったので、外でのランニング決行!
小生は中国語も上達して、上海の進んだIT技術を享受出来、キャッシュレスの上海ライフをエンジョイしているが、唯一のネガティブな側面はやはり空気である。
最もMBAの忙しい時期は空気なんて気にする余裕なんてないから良いという説もある。
すっかりこのブログ内で報告が遅れてしまったが、CEIBSのインターナショナルアドバイザリーボード(よくわからないが要はアドバイザー)に元ソニーCEOの出井氏が就任された。
(詳細↓)
http://www.4th-valley.com/pdf/release_170523.pdf
これは先月CEIBSのDeanやアドミッション・オフィスが日本でイベントするために、日本に滞在していた間に発表された。
↑CEIBSのDeanと出井氏。
出井氏が持ってるのもしかして白酒じゃね。。?
さすがに違うか。どうやら中国にきて白酒の飲み過ぎで、
それっぽい容器と色合いをみると全て白酒に見える。
当然とても警戒しているのである。
↑こちらアゴスでの説明会の様子。左がDean、右はアドミッション・オフィスで二番目に偉いSteven氏。
Deanの話が聞けるのは本当に貴重な機会。
筆者も直接話したことないのに、いいなー。
ちなみに次回はブログで、今年のCEIBSの学生の採用活動の裏側を暴露したいと思う。
学校への貢献度が高く、個別に色々な相談を受けたため、採用の裏側まで大分知ることが出来た。
↑こちらその後、CEIBSのアラムナイで日本にいる人達を集めての懇親会の様子。
Deanはめっちゃ気さくな人
以下、懇親会に参加したClass of 2019の日本人の方の懇親会に関する感想をそのままシェア。
お疲れ様です。 レポートです。まずは、19時から20時30分ぐらいのCEIBS説明会@アゴスです。
Deanが熱く伝えてたのは、ファイナンス面でのアシストです。
CEIBSのローンです。口だけじゃなく、本気でアシストするよとのこと。
あとは中国ビジネスに興味があるなら絶対にCEIBSだとのこと、この辺は周知ですね。
他の説明会と違うのは、アラムナイ参加者の数だと思います。
15名程度の参加者に対して、アラムナイ4名と僕で5名。
それにスティーブンと学長がいたので、立っての質問会はかなりカジュアルで、聞きたいことをパーソナルに聞けるので、参加しないと損ですね。という感じです。
ディーンはすごいフレンドリーですね。
youngest brotherって感じでハグしてくる感じです。飛びついてOKです笑
続きまして、飲み会です。 20人程度の同窓生参加で、半数以上は中国人のEMBAです。
卓上は、中国語と英語と日本語が飛び交ってます。中国人の方も日本でビジネスしてるので、日本語ペラペラですし、日本人卒業生も中国語が出来るので、どちらかの母国語を喋り英語で補足する感じの、すごい新鮮な空間でした。
全員と話した訳ではないですが、先輩からは暖かい応援を頂きましたし、前から感じていたことですが、We are CEIBSという感じですごい暖かい空間でした。
話の内容は、自身のキャリアやビジネスが中心で、中国でのビジネスが如何に未知数で面白いか、マーケットがでかいかなどについて伺った形です。<完>
なるほど、これは貴重な体験!
Deanに抱きついてオッケーと貴重な情報をもらった。
(CEIBS HPより)
本当に大丈夫すか?
(CEIBS HPより)
本当に。。。??
とりあえず信じてキャンパスで見かけたらとりあえず抱きつこうと思う。
CEIBSで一番になる
今日部屋に戻ると
何と大好物のチョコレートが!!これは同級生からのラブレター付きか!
と期待したら
そう!来週月曜日から一個下の代のPreコースが早くも始まる。
新たに2人の日本人がCEIBSに加わるので、彼らからのお土産でした!
彼らは今日から入寮しているのである。
自分がCEIBSに入ってからもう一年も経つのかと思うと非常に感慨深い。
学校に一番貢献した人
Student Ambassador(SA)の解散セレモニーが行われた。これから一個下の代が夏に入ってくるので、SAの仕事も一個下の代に引き継ぐことになる。
SA各個人がどれだけ学校に貢献したか、というのはService Hourというもので表される。
例えば、なんかの説明会にスピーカーとしてお手伝いで参加したらService Hourが◯時間追加、のような感じで各個人のService Hourが積み上がっていく。
またCEIBSは奨学金を多くの学生に出すが、奨学金の条件に、Service Hour◯◯時間以上することと、条件がつけられているケースが多い。
そのためCEIBSを外に発信してCEIBSの良さを多くの人に知ってもらいたい!
CEIBSにもっと才能あふれる人が入ってくるように貢献したい!
といった志の人ももちろんいるが、奨学金のService Hourの条件をクリアするために渋々学校の活動に協力している同級生も一定数いた。
そんな中、Deanから1年間で最も学校に貢献した学生(最もService Hourが多い学生)が表彰された。
それが筆者である。
実は今年の始めの段階で自分の貢献度がその時点で一番であることは分かっていた。
(一番左が筆者)
しかしながら、奨学金のService Hourの条件をクリアするために、終盤ものすごい勢いで学校のお手伝いをしている他の同級生をみて、
特に奨学金をもらっていない筆者は、終盤集中的に学校のお手伝いをしたわけではないので、厳しいかなと思っていたので大嬉しかった。
CEIBS入学時に立てた目標半分達成
何より、CEIBS入学時に立てた目標をしっかり達成できたのが嬉しかった。
せっかくMBAに行くからには、何かでしっかりと一番になって認められたい。
もちろん普通にMBAの生活を送るだけでも、得るものはものすごく多いし、成長するのはわかるんだけど、せっかくならしっかりと爪痕を残したい。
出来れば一番になりたい。欲張りである。
ということで、CEIBSのハンドブックをみてみると卒業式で数人表彰されることが分かった。
それは「成績優秀者」で選ばれる人と「学校への貢献度」で選ばれる人がいることが分かった。
成績優秀者に選ばれる夢は、初めて受けた授業Accountingの最初の30分で諦めた。
そこで、学校への貢献度NO.1に選ばれるために筆者が決めたことは
どんなに忙しくても
学校に貢献出来るチャンスがあれば全参加。
イベント(飲み会含む)は基本的に全参加。
結局、脳みそで勝てないので、体力と献身性で勝負することを初日に誓ったのである。
というわけで最初に設定した目標を達成出来て大変嬉しい。
実際そうやって学校側の信頼を勝ち取った結果、普通ではあり得ないような相談を学校からしてもらったり、頼ってもらったり、自分自信大変良い経験になった。
今の方向性は間違っていないと思うので、このまま卒業式まで突っ走りたい。