不眠症と交換留学
Term3は前半と後半に別れており、今週末で丁度前半戦が終わる。各選択科目のレポートやプレゼンが集中しており、久々にタフな期間である。
筆者は前半で戦略の授業(Judo Strategy)とHRの授業をとった。昨日HRの最終プレゼンが終わりホット一息ついている。
不眠症
MBAに入学してから、数カ月に一度、不定期で一週間位不眠症に陥る。この期間はどんだけ泥酔しても寝ることが出来ないし、全然眠くならない。
MBA入るまではこのような経験は全くなく、むしろ寝付きも睡眠の質もかなり良い方だと思うが、気付かないところでたくさんプレッシャーを感じていたのかもしれない。
実際寝れなくても日中の集中力が落ちるようなことはないのだが、目の下に大きなクマが出来てしまい、周りに隠すことが出来ないのが辛い。
スペインに渡ったサッカーの柴崎選手のヤフーニュースを見て、わかるわかる、人間って実はかなり繊細だよね。おれも一緒だよ。と頷いているMBA生は結構多いのではないだろうか。
自分自身の一日も早い不眠症からの回復と共に、柴崎選手の一日も早い復帰を祈っている。
島離れた柴崎 近日中に復帰か | 2017/2/21(火) 20:47 - Yahoo!ニュース
選択科目
Term3から選択科目が取れるが、授業中の真剣度等は、今までのTerm1、Term2と比べるとかなり落ちたと感じた。
理由は、以前もブログ内で述べた通り、
- Term2までの成績で交換留学先が決まること。
- 奨学金の条件がTerm2までの成績となっている場合が多いこと
- インターン等他の活動に目を向ける同級生が増え始めること
- 海外からの交換留学生が加わること
最後の点は、新たに付け加えたが、CEIBSは世界中の多くの有名MBAスクールと提携している。中国のMBAスクールといったらCEIBSなので、中国を知るために皆交換留学で3ヵ月程度海外のMBAスクールから来るのだが、このチャンスを逃すまいと皆旅行等様々な活動に熱を入れ、授業にはあまり重きを置いていない学生も一定数いる。
それでも面白いのは、Kelley School of Businessから交換留学で来ているアメリカ人はこれがアメリカ国外に出るのは初めての経験といっており、上海では基本的に全く英語は通じないのだが、街中での苦労話などを楽しそうに話しているのを聞いていると、彼にとってとても良い経験なんだろうなと思う。
筆者も交換留学をもくろんでいる
CEIBSにたくさんの交換留学生が来るのと同様に、CEIBSからも交換留学にたくさんの学生がいく。
交換留学は成績(50%)+エッセイ(という形で今までの学校への貢献度を測る、50%)で上から決まっていく。第三希望まで書くことが出来る。
先日トライアルビットという形で、誰がどういう学校に興味があるのかという調査の趣旨でのビッドが行われたが、欧米のトップ校は半端ない倍率となる。
特にINSEADは今年もランキング1位だったこともあり、たくさんの猛者が応募するようである。
本番のビッドではトライアルで人気だったところを皆避けるから、逆に人気が落ちる!等独自の理論を展開しだす同級生も現れる。
筆者はというと、はっきり言って成績はとても平凡である。
しかしながら、学校への貢献度を測る(Service Hours)で学年で一番なことが発覚した(下のグラフの一番左が筆者)。
成績で一番になることは残念ながら出来ていないが、このような形で一番になれて率直に嬉しい。様々な学校のイベントにアクティブに参加し、ブログ含め学校への貢献を認めてもらえた。
これがどの程度、交換留学先の選定に影響されるのかは不明だが、いくらかプラスとなることを信じて、猛者との欧米ドリーム校留学争奪戦に参戦するか、今週末に決めなければならない。