CEIBS MBA日記

CEIBS(ときどきIESE) MBA日記

2016年夏から中国、上海のChina Europe International Business Schoolに挑戦する日本人のブログです。本ブログの記事は個人の見解であり、所属する組織や団体とは一切関係なく、組織の公式見解等を示すものではありません。

【イベント】5月30日 CEIBS説明会(CEIBS副学長参加!)

CEIBSのイベントが5月30日(火)にアゴスにて開かれるので、興味のある方は是非参加してみて下さい。

他のイベントと違うところは、何と今回のイベントにはCEIBSの副学長が参加します。

彼は、多数の中国企業の社外取締役をつとめているだけでなく、中国政府へのファイナンス面のアドバイザー等の肩書も持つ、このような機会以外では簡単に話しが出来るような人物ではないので、ただで中国の重鎮と気楽に会えるイベントと思って是非参加して見て下さい!

以下アゴスホームページより引用(申込みはホームページより)

www.agos.co.jp

 

CEIBS(China Europe International Business School/中欧国際工商学院)は名前が示すように1994年に中国政府とEUと のジョイントベンチャーから誕生し、メインキャンパスはアジアのゲートウエイである上海、創立21周年と新しい学校ですが、FTランキングでは13年連続トップ25位 入り、アジアトップ(2017年1位、2016年2位)のビジネススクールです。



CEIBSは"China Depth, Global Breadth" をスローガンに据え、変化の速い中国マーケットで成功するため、教育プログラムは20ヶ国・地域出身の国際性豊かな教授陣により、生徒を中心としてカスタマイズされるアクティブなカリキュラムが提供されており、FTランキングにおける"Faculty International Diversity"項目でも常にトップ10以内の評価を受けています。

CEIBSの提供する教育カリキュラムは、中華圏のみならず、国境・文化圏を超えて活躍のできるビジネスパーソンの育成に力を注いでいます。

CEIBSを特徴づけるもの、それは極めて国際性豊かな教授陣および学生集団です。30以上のトップティアー校との交換プログラム、幅の広い奨学金制度もあり、校内には、オープンに意見交換や議論を行う文化が根付いています。日本、中国および世界に散らばる16,000名超の緊密な卒業生ネットワークの存在はCEIBS卒業生の成長およびキャリア開発を強力にサポートします。

今回は、同校副学長Yuan DING氏とMBAオフィスヘッドのSteven JI氏が来日いたします。学校のご紹介、プログラムの説明はもちろんですが、中国と日本の関係、現在の中国の状況など多岐にわたるお話をさせていただきます。

CEBISに興味のある方、中国MBAに興味のある方、卒業後のキャリアに興味のある方、ぜひお待ちしています。

なぜCEIBSの学生は留年するのか?

Mobike(モバイク)はどうせ中国だけでしか成り立たないビジネスでしょ、

どこでもチャリンコ乗り捨てなんて中国しか出来ないよ。

そう思ってるあなた、Mobikeは本気で世界を狙ってる。

既にシンガポールには進出していて、環境問題で悩む、交通渋滞で悩む
全ての国、土地の問題をMobikeのビジネスを通じて解決するつもりでいる。

ここ最近、半年くらい中国に来ていない人は是非来て、以前来た中国との違いを、感じてほしい。

www.youtube.com

すぐに半年前には全く見なかった、たくさんの人がオレンジのチャリで移動する姿が目にとまるはずで、Mobikeの中国社会への溶け込み具合に驚くはずである


気軽に留年する同級生達

 

最近同級生と話をしていると、留年して1年間卒業を遅らせる予定、という同級生にチラホラ会う。
1年ならともかく2年以上遅らせるかもしれないという者までいる。

もちろん中にはアカデミックな問題で、成績上ストレートで卒業できないという者もいるが(普通に真面目に勉強していれば留年することはない)、
彼らが留年する理由、それは

起業する(した)からである。

起業と留年に何の関係があるのか?
実は、彼らはMBA在学中に起業して、留年して卒業を遅らせることで、自分のジョブマーケットにおけるバリューに保険をかけている。

どういうことかというと、まず日本の新卒採用を思い浮かべて欲しい。
学生は基本的には大学卒業して、間を置かずにすぐに会社に入学する。なぜかといえば、新卒はある種就職するにあたって強力なカードで、新卒特権を失わないために、思い通りの就職先に決まらなかった場合に、一年留年して再度新卒特権を利用して就活をする人もいるくらいである。それくらい新卒特権は今の日本では強力なのだろう。

実は同じことがMBAにも言える。特に会社採用の要項には書いていないが、
MBA卒後すぐに入社出来る人を対象にした、採用活動をする会社が一定数いる。
いわばMBA新卒カードのようなものが、ここにも存在して、
起業する同級生は、万が一起業が失敗した時に、事業を畳んで、MBA新卒特権を利用して、起業ではなく普通の会社に就職しようとしているのである。

CEIBSの同級生の多くは起業する


元々中国では多くの人が起業する、その中でも選りすぐりの、野望を抱えた中国人がCEIBSに入学するわけだから、かなり多くのCEIBSの同級生は起業をする、もしくはしている。

更に、彼らの野望をプッシュするエコシステムがCEIBSにはある。
eLabである。

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http://www.ceibs.edu/elab

 

eLabはCEIBSがCEIBS発のベンチャー、起業を後押しするために
アイデア作りから、資金集め、リクルーティングまで起業に必要なもの全てをサポートする、起業家にとっては神のようなプラットホームなのである。

このサポートを受けて多くの同級生が起業をする。
実際もう一人の日本人同級生はこのサポートを受けてこの夏に起業する。

ちなみに先週土曜日は、起業家の同級生(彼女は中国生まれのアメリカ人で、 ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー等名だたる外資系銀行の投資銀行部門を渡り歩いた後に、起業するためにCEIBSにやってきた)が新たに始めたバーのオープニングパーティに行ってきた。

今後CEIBS生のたまり場となることは確実である。

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中国一の朝日を見に華山へ(西安Part 3)

先日もう一人の日本人の誕生日があって、例のごとく皆wechatでコメントをコピペして
祝福していた。

ceibs2018.hatenablog.com

 そこで悪知恵が働いた筆者は
「これ日本語でおめでとうって投稿しても、皆わけも分からずにコピペするのか?」
と実験したくなり、
結果

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案の定、以降全員日本語のひらがなコピペ!!
絶対意味わかってない!

西安トリップ3日目&4日目

 

西安トリップ3日目&4日目は一大イベントが控えていた、
それは中国五大名山の一つ華山に登り、朝日を見るというものだった。
華山はちなみに(昔)とても危険な山として有名である↓

welove.expedia.co.jp

3日目は起きて、周辺を食べ歩きして、ホテルに戻り3時間程登山にむけて仮眠、
夜7時頃、再び集結して、腹ごしらえをした。

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この時食べた鍋料理(酸汤面とメモに書いてあるが定かではない)は激ウマだった。
とりあえず今まで食べた鍋料理の中で最大の鍋だったことは間違いない。


後日店と料理名を追記したい。
そしてもちろん登山の前途を祝して百酒で乾杯。

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午後11時半頃、登山開始。

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ちなみにここまでの道のりでたくさん、水やら食料やら買う場所があって、これより先は食料を買う場所はないと言われるが、
完全に嘘で、登山の途中にたくさん食料を買う場所があるので
この時点では荷物を減らすために、水などは最小限で良いと思う。

準備が悪く、何とビニール袋を持って登山開始↑
登山をなめている。

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途中はとても狭くなっている。
朝日を見るために登山をする登山者が多く、夜中でもたくさんの人達とすれ違う。

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そんなこんなで4時間弱くらいで、我々のターゲットとしていた場所に到着(後で知ったがここは山頂ではなかったらしい)
休憩所を探すと

 

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思い思いの形で休む登山者達↑ ものすごい光景である。今までの死闘が想像できる。

我々はテントを借りて仮眠することにした。

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一見風情のあるこのテント。

しかし寒すぎて寝れたもんではない。
このテントの中に2時間程いたが、皆風邪を引いてしまった。

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それでも夜明けが近づくと幻想的な風景。

カモン朝日!!!


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結論から言うと天気が悪かったため、朝日を見ることができなかった。
このリスクがあるので、朝日を見に登山する際は注意して欲しい。

朝日みれなかったし、寒くて風邪引いたしこのテンションで下山するのか最悪だわと思ったら。

何と目の前にロープウェイが!!!
夜に登山をしていたため全く気づかなかった。
結局下山はこのロープウェイを使って15分で終了。

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下山して、ホテルで着替えて、登山しなかったメンバーと合流。
残りのメンバーはこの事態を予測して登山していなかったのだ。賢い。

辛い鍋を食べてこのMBA的な旅は解散となった。


得たもの

小生がこの旅で得た最も大きな物、それは

中国語に対する危機感とモチベーション

である。

この旅の最中は全て中国語である。
小生の他のもう一人の外国人(韓国人)は北京大卒、中国語歴10年以上につき、ペラペラである。
従って、彼と比較されたこともあり、中国語もっと頑張れ、と何度も面と向かって言われた。
そして大変悔しかった。

ただ同時にとてもありがたかった。
なぜなら彼らは心を許した相手や、見込みのある相手にしか、わざわざそのような指摘を面と向かってすることはないからである。

この旅をきっかけに、中国語に対する学習の取り組み方を見直し、大幅に変えたが、
それは大して面白くないので割愛する。
ともかく、当面の目標は、
日常会話の中で、中国語で常に笑いを取る
これでいきたいと思う。