CEIBS MBA日記

CEIBS(ときどきIESE) MBA日記

2016年夏から中国、上海のChina Europe International Business Schoolに挑戦する日本人のブログです。本ブログの記事は個人の見解であり、所属する組織や団体とは一切関係なく、組織の公式見解等を示すものではありません。

中国一の朝日を見に華山へ(西安Part 3)

先日もう一人の日本人の誕生日があって、例のごとく皆wechatでコメントをコピペして
祝福していた。

ceibs2018.hatenablog.com

 そこで悪知恵が働いた筆者は
「これ日本語でおめでとうって投稿しても、皆わけも分からずにコピペするのか?」
と実験したくなり、
結果

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案の定、以降全員日本語のひらがなコピペ!!
絶対意味わかってない!

西安トリップ3日目&4日目

 

西安トリップ3日目&4日目は一大イベントが控えていた、
それは中国五大名山の一つ華山に登り、朝日を見るというものだった。
華山はちなみに(昔)とても危険な山として有名である↓

welove.expedia.co.jp

3日目は起きて、周辺を食べ歩きして、ホテルに戻り3時間程登山にむけて仮眠、
夜7時頃、再び集結して、腹ごしらえをした。

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この時食べた鍋料理(酸汤面とメモに書いてあるが定かではない)は激ウマだった。
とりあえず今まで食べた鍋料理の中で最大の鍋だったことは間違いない。


後日店と料理名を追記したい。
そしてもちろん登山の前途を祝して百酒で乾杯。

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午後11時半頃、登山開始。

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ちなみにここまでの道のりでたくさん、水やら食料やら買う場所があって、これより先は食料を買う場所はないと言われるが、
完全に嘘で、登山の途中にたくさん食料を買う場所があるので
この時点では荷物を減らすために、水などは最小限で良いと思う。

準備が悪く、何とビニール袋を持って登山開始↑
登山をなめている。

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途中はとても狭くなっている。
朝日を見るために登山をする登山者が多く、夜中でもたくさんの人達とすれ違う。

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そんなこんなで4時間弱くらいで、我々のターゲットとしていた場所に到着(後で知ったがここは山頂ではなかったらしい)
休憩所を探すと

 

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思い思いの形で休む登山者達↑ ものすごい光景である。今までの死闘が想像できる。

我々はテントを借りて仮眠することにした。

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一見風情のあるこのテント。

しかし寒すぎて寝れたもんではない。
このテントの中に2時間程いたが、皆風邪を引いてしまった。

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それでも夜明けが近づくと幻想的な風景。

カモン朝日!!!


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結論から言うと天気が悪かったため、朝日を見ることができなかった。
このリスクがあるので、朝日を見に登山する際は注意して欲しい。

朝日みれなかったし、寒くて風邪引いたしこのテンションで下山するのか最悪だわと思ったら。

何と目の前にロープウェイが!!!
夜に登山をしていたため全く気づかなかった。
結局下山はこのロープウェイを使って15分で終了。

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下山して、ホテルで着替えて、登山しなかったメンバーと合流。
残りのメンバーはこの事態を予測して登山していなかったのだ。賢い。

辛い鍋を食べてこのMBA的な旅は解散となった。


得たもの

小生がこの旅で得た最も大きな物、それは

中国語に対する危機感とモチベーション

である。

この旅の最中は全て中国語である。
小生の他のもう一人の外国人(韓国人)は北京大卒、中国語歴10年以上につき、ペラペラである。
従って、彼と比較されたこともあり、中国語もっと頑張れ、と何度も面と向かって言われた。
そして大変悔しかった。

ただ同時にとてもありがたかった。
なぜなら彼らは心を許した相手や、見込みのある相手にしか、わざわざそのような指摘を面と向かってすることはないからである。

この旅をきっかけに、中国語に対する学習の取り組み方を見直し、大幅に変えたが、
それは大して面白くないので割愛する。
ともかく、当面の目標は、
日常会話の中で、中国語で常に笑いを取る
これでいきたいと思う。

Amazing 西安(Part 2)

4プロ野球の大谷選手がSports Illustratedにとりあげられてましたね。
一緒に旅行した韓国人も韓国のメディアに取り上げられていたニュースをみせてくれて、韓国でも話題になっているということでした。
今年大リーグに挑戦するのかどうか、とても楽しみですね。

www.si.com

 

旅行二日目

二日目は、「兵馬俑」に向かう。朝飯を適当に食べた後、出発。現地についた時には、昼飯時になっていたので、昼飯を食うことに。
なんとここで、ガイドが選択したのはケンタッキーフライドチキン(KFC)!!

しかしこのチョイスは、今から思うと最高のチョイスだった。なぜならこの昼飯以外に、振り返ると中華以外の料理を食べる機会がなかったからである。

一旦の口直しという意味でもなかなか良いチョイスだったと思う。

ちなみに中国のKFCでは、商品を注文する際に列に並ぶ必要がないのをご存知だろうか。
どういうことかというと、レジの横にある、QRコードをスキャンして、その場でネット上で注文、支払いも完了させてしまうので、後は、レジから商品が呼ばれるのをまつだけなのである。
レジで注文しているのは基本的に外国人くらいしかいない。

更にこれは、有名な話だが、中国ではKFCはマクドナルドよりも遥かに成功している。

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店舗数は何と2倍以上。 
中国に最初に来るとKFCの多さに違和感を覚える人もいるかもしれない。

KFCの成功の理由は色々と言われているが、徹底したローカライズが成功の秘訣だと言われている。

中国のKFCでは中国でしか食べられないようなメニューがたくさんあり、それらは日本でも、アメリカでもみることが出来ないようなものである。

筆者も中国のKFCの方が、日本のKFCより大分好きである。


KFCを堪能した後に 実際に兵馬俑をみに館内へ。はっきり言って西安ツアーの定番どころである。

違うのは、(同級生の)ガイドが我々の中国の歴史に対する好奇心を満たすために、本物のプロのガイドを雇ってくれたが、当然ながら中国語のガイドだったため、小生の中国語力では全く理解出来ず、(同級生の)ガイドに逐一解説をお願いした。

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(中国人ツアーガイドの説明を受けている図↑)

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(↑兵馬俑)



兵馬俑とは?

始皇帝陵から東へ1.5キロの地点に、世界八番目の不思議とも呼ばれる兵馬俑坑がある。1974年3月、かんばつに窮した地元農民が井戸を掘り始めたところ、二、三メートル掘ると変わった陶器の破片が見つかった。考古学者の鑑定により、ここに始皇帝の地下近衛軍団が配置されていることが初めてわかった。この偶然の発見によって、地下に二千年も眠っていた世界を驚愕させる兵馬俑がようやく日の目を見た。坑は発掘順序に基づき一合坑、二号坑、三号坑と名づけられた。

最大の一号坑は長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートル、総面積14260平方メートル、兵馬俑の数は約六千体、二号坑は6000平方メートル、俑の数は千体余り、三号坑は500平方メートル、俑の数は58体に過ぎず、規模が一番小さいが、地下軍の司令部に当たる。一号坑は今なお発掘を続けているが、中は土掘によって区切られ、上に丸木を掛け、その上にゴザを敷き、表は2メートルの土で覆われている。前衛部隊とその四方に立っている警備隊に守られ、主力軍は38列に分けられ、東に向かい整然と列を組んでいる。

兵隊俑の平均身長は180センチ、上半身は空洞だが下半身は空洞ではない。顔の表情はそれぞれ異なり、身分により服装もまちまちでだが、共通しているのは、いずれも手に武器を握っていることだ。一部の俑にはまだ色彩が残っている。馬の高さは1.5メートルで西域の大宛の馬に似て、足が速いと言われている。兵馬俑はこの場所の付近の粘土を材料にして、彫刻などの手法を施し、最後に窯に入れて焼いて作られた。殉死制度のあった時代に人間に代わって陶製の人形を殉死品とすることから、人類文明の進歩を窺うことができる。(AraChinaより引用)

兵馬俑, 世界八大奇跡の一つ - AraChina中国旅行

 

中国の歴史を堪能した後、西安で有名なショーを見に行くということに。

移動している間に、中国人同級生が数人居なくなったと思ったら、大きい公園で踊っていた。
 

このような大きな公園では、皆思い思いの舞を行っており、基本的に勝手にジョインしても何も言われることはない。


軽い運動を経て、いざ西安のショーを見に。
内容は西安で有名な古代の逸話で、昔の王様が最愛の妻を政治的な判断から
泣く泣く殺さなければならなかったという話。

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全く期待していなかったが、
屋外で、様々な演出が施されていておもったよりもずっと楽しむ事ができた!!

MBA的西安旅行(Part 1)

筆者は最近口内炎がひどい。
口内炎ができると悩ましいのが、英語・中国語で特定の発音をする際にすごい痛いので、発音が適当になってしまうことである。
日本語は舌を動かす幅が少ないので問題ないが、英語・中国語はそうはいかない。

例えば中国でrの発音をする時、温かいコーヒー(rè kā fēi)を注文する時に、思いっきり舌を丸めて奥まで引っ込めないと通常伝わらないのだが、
適当に発音すると、店員が聞き取れないか、もしくは、だっせぇ発音してるな、こいつ何人だよ。という明らかにバカにした顔で見てくる。

口内炎が痛くて本領発揮できないだけだバカにするな!と反論したいところだがそんな語彙力はない。

MBA的西安トリップ


中国の休暇が4日間あったので、同級生達と西安に行ってきた。
今回の旅行は、西安出身の同級生二人(「ガイド」とこの記事の中では呼ぶことにする)が入念に企画してくれたものである。
参加者は、筆者、カナダ人(中国生まれ西安出身、カナダ育ち)、韓国人(北京大卒、中国歴10年以上につき中国語ペラペラ)と他10人の中国人ということで、会話の99%は中国語という旅行であった。

 

スケジュールは以下の通り。同級生が企画すると休みなくみっちりとなる。

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(中国語の予定表をそのまま転記して、手抜きをして申し訳ありません。左が山登って朝日をみる勇気がある人用、右がない人用)

旅行初日は、連休の初日ということと、中国の飛行機は基本的に朝イチの飛行機を逃すとかなりの確率で遅れるという特性を鑑み、朝4時45分に校門集合で6時台発の飛行機で西安に向かった。

ちなみにこれらの飛行機の手配、ホテルの手配等筆者は一切関与せずにフリーライドさせて頂いたm(_ _)m

 

飛行場に着くと、連休初日ということもあり、めちゃくちゃ混んでいた。
早速中国人同級生が、出発まで時間がないから、列に並んでいる時間がないからと、新たな窓口を開くように航空会社と交渉し、成功。

これをみた他の中国人が列を無視して各窓口の後ろに勝手に並び始めた。
おとなしく最初の列に並んでいたのは、あっけにとられた外国人だけだった。

いかに効率良く行列をさばくかというのは、オペレーションマネジメントという科目でMBAにて習うが、オペレーションマネジメントの教授もびっくりのマネージメントである。こうなるとルールはないのである。

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(わかるだろうか、列に1列にちゃんと並んでいる人達と、勝手にカウンターに並んでいる人達がいる。)

西安につくと、ホテルに荷物を置いて、前乗りしていた同級生たちと合流し、昼飯。
この昼飯のクオリティをみて、筆者のこの旅行の楽しみの一つにグルメが追加された。
台湾同級生に旅行を企画してもらった時も感じたが、MBA同級生による旅行と、普通のツアーとかで行く旅行で一番の違いは「グルメ」と「ロジスティックス」だと思っている。
西安出身のグルメなMBA同級生推奨のお店である。間違いあるはずがない。
また、現地のロジを知り尽くした同級生が最適なタイミングで車の手配をしてくれ、また混雑しているときは地下鉄で移動をするので、全く無駄がない。
参考までにこの時の料理を紹介。

 

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なぜつるされているかはなぞ。

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もちもち激ウマ。

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全体感。

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↑お店のホームページ

醉长安书院门56号8728182876地址,电话,价格

 

その後、西安の城をサイクリング。ここらへんは普通のツアーと同じである。
西安の城はとにかくでかい。
軽い気持ちでサイクリングを始めると途中で1周(14キロある)するのに心が折れるので注意が必要である。

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そして西安の街で食べ歩き。初日の時点で、羊肉は上海より大きいし、大分うまいことを確信する。

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そこで見た目はめっちゃ悪いのに、激ウマだった食事の第一弾に出会う。

小酥肉である。

http://www.mafengwo.cn/poi/2696.html

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ご飯との相性バツグン。
残念ながら日本語の情報が検索しても全然ヒットしなかったのだが、お店はこちら。

定家小酥肉↓

http://www.mafengwo.cn/poi/2696.html

 

一通りお腹一杯食べたところで、バーに移動。
ちなみに食べ歩きをしていたエリアではお酒を飲むことが出来ない。

この日はビールだったが、基本的に中国人同級生と飲むときは、何かしらのゲームをして、一気飲みするというのが定番である。

この日も、旅行初日ということで皆テンションが上がっていたこともあり、たくさん飲むべく、長時間ゲームをした。
ゲームと言っても日本の大学生がやるようなものである。

聞き手と逆手でしか酒を飲んではいけない、人を指差してはいけない、一人称、二人称、三人称を使ってはいけない(中国語でこれは激ムズである)等など。ルール違反したら一気飲みをするという日本のテ○サーの飲み会と同じようなもんである。

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