中国の航空会社の楽しみ方と高速鉄道
中国国内でのフライトは、遅延も多く、日本国内の移動に比べて疲れることが多い。
何より、空港が混雑していて長時間待たざる負えない時は最悪である。
そこで、中国の国内旅行がワクワクするように、筆者が実践しているものを紹介したい。
こちら。
デルタ スカイマイル | アメリカン・エキスプレス(アメックス)
(クレジットカードの勧誘みたいになってしまっているかもしれないが、筆者には1円も入りませんので)
このクレジットカードを持つと、「スカイチームの上級会員」になることが出来る。
航空会社の上級会社のステータスを搭乗実績なしでゲット出来る数少ないものである。このスカイチームはJALやANAが加盟していないので、国内では使う機会がないかもしれない。
但し、このスカイチームの加盟航空会社をよく見ると。。。
何と中国の航空会社多数!
- 中国南方航空
- 中国東方航空
- 厦门航空
- チャイナエアライン
安いけど、、ちょっと中華系の航空会社は。。。
ということで見送った航空会社も上の中にあるのではないだろうか。
しかしこのクレジットカードを持つことで、席をアップ・グレードしてくれるかもしれないという期待感。
最悪、遅延があってもラウンジで休める、また空港が鬼のように混雑していても、スカイプライオリティでスムーズに荷預け・チェックインが出来るという安心感がもたらされる。
その他にもたくさん特典があるが、詳細はカード会社の詳細を見てほしいが、例えば羽田空港の国際便(スカイチーム)に搭乗する際は、JALのサクララウンジを利用することが出来る。
想像して欲しい、このカードをもって早朝、羽田空港に向かい、上海に行く。もちろん航空会社は厦○航空。
このカードを持っているのと、持っていないのでテンションは雲泥の差である。
ちなみに小生がバルセロナに交換留学していた時も、スカイチームが結構欧州の航空会社をカバーしており、重宝した。
中国版新幹線のすすめ
ここまできてなんだが、中国の国内移動は、絶対的に中国版新幹線の高速鉄道(高铁(読み方:ガオティエ))がおすすめである。
日本人は、日本の新幹線がダントツのぶっちぎりでナンバー1と思っているかもしれない。確かに、以前として日本の新幹線が優れている部分はあるものの、中国の高速鉄道の発展具合には本当に驚かされる。
ポイント1 とても安い
日本の新幹線に比べて、とても安い。日本の新幹線と比べると3分の1から4分の1程度だろうか。
政府からの補助があってこの安さが成り立っており、この値段が永久的に続くとは思えないと言っている同級生もいる。
ポイント2 とてもパンクチュアル
筆者が初めて、中国の高速鉄道に乗って驚いた点は、とにかくとてもパンクチュアルだということである。
実際に、正直、それまではもっと中国の高速鉄道なんて適当なんだろうと思っていたのでとても驚いた。
先日南京に同級生と旅行に行った際に、年末に中国の高速鉄道が数分遅れただけで中国国内でニュースになっていたと聞いて、大変驚いた。
てか、こんなクオリティの高いものが既に中国人に根付いているのに、中国人同級生達が日本に来た際に、ドヤ顔で大差ない日本の新幹線を紹介したのが、今になって少し恥ずしく思うレベルである。
上海・北京間を最短4時間半程で結んでおり、遅れることが多い飛行機に比べ、時間がヨメ大変便利である。
ポイント3 ハードのクオリティ
もちろん席のランクにもよるが、乗る度にどんどん進化しているように感じる。
こないだ同級生と旅行した際は、朝2−3時間の移動だったが、寝台列車で、以下のようにテレビ・ハンガー付きの列車で快適に過ごすことが出来た。
中国の高速鉄道は無茶苦茶キレイ。1人に1台テレビもついてるし、ハンガーも。どんどん進化してる。南京へは2時間で着くんだけど。 日本の新幹線乗っても何とも思わない中国人は増えてるはず。 pic.twitter.com/xMZH08xdJF
— Hirotaka_CEIBS (@bigmountain29) 2018年1月20日
注意点
なんと言っても中国の高速鉄道の注意点は「チケットの受取」だと思う。
Ctrip等から高速鉄道を予約した上で、パスポートを提示して、所定の場所で受け取らなければならない。
自動販売機のようなものでは受け取れず、必ず対面で受け取る必要があるので、ここで予想以上に時間がかかることもある。
出来たら旅行出発の前日までに、受け取っておくと、当日安心だが、当日受取の場合は時間に余裕を持って行く必要があると思う。