アリババの元エンジニアから聞いた、アリババとジャック・マーがよく分かる動画3選
日本にいた時のジャック・マーに対する印象は、宇宙人みたいな中国人としか思っていなかった。
それは日本にいた時にみるニュース等で、ジャック・マーのスピーチ が報道されたり、日本のテレビ番組に出たりすることがなかったから、彼のしゃべる内容、スピーチの仕方を知る機会がなかったからだと思う。
静止画だけみたらそうですよね。。。
プレゼンはジャック・マーから学べ!
また、筆者が日本にいた時は、プレゼンのやり方を学びたかったら、例えば日本人だったら孫正義、英語のプレゼンだったらスティーブ・ジョブズのプレゼンを参考にするように勧める本や人が多かったように思う。
だけどMBAにきて、ネイティヴのように格好良いプレゼンを目指して奮闘するものの、毎回理想とは違う結果になってしまう。
ジャック・マーの英語プレゼンを聞く度に、ノンネイティブが学ぶべきプレゼンは、実はジャック・マーなんじゃないかと思うようになった。
いやいやジャック・マーは元々英語の教師ですやん。とジャック・マーの経歴を知っている人はツッコむかもしれない。
そういう人は一度ジャック・マーのプレゼンを聞いてほしい。
彼のしゃべる言葉、プレゼンは完全にノンネイティブの英語である。
アリババはニューヨークで上場しているから当然ネイティヴの前でジャック・マーがプレゼンする機会が多い訳だが、ジャック・マーのプレゼンがネイティヴにもウケている。
なぜか。
それはやっぱり彼がゆっくりしゃべった上で、強調するべきところは強調し、「間」をコントロールしているからだと思う。
いくらプレゼンがすごくても、あまり知らない人のプレゼンを参考にする気にはならない。
ということで、今回CEIBSの同級生に、アリババとジャック・マーのことがわかる映画、動画を教えてくれといって教えてもらったので紹介したい。
アリババとジャック・マーについて分かる動画厳選3作品
その同級生の彼はイギリスの大学、大学院でコンピュータサイエンスを学び、イギリスでエンジニアとして数年働いた後、杭州のアリババ本社でエンジニアとして働き、CEIBSにやってきた。
1.まず紹介したいのはこちらの作品。「CROCODILE IN THE YANGTZE」
Crocodile in the Yangtze – The Alibaba Story
これはジャック・マーの側近として働いていたアメリカ人による、彼が在籍期間中の記録。外国人目線で描かれていて、とっつきやすい。特にeBayが中国にやってきてアリババが迎え撃った時の様子が詳しく描かれている(英語のみ)。
2.二つ目は、こちら。Dream Maker
(Alibaba Group’s official video: Dream Maker, Chinese name: 造梦者)
こちらは中国人目線でアリババの今までの歴史を振り返るもの。如何にアリババの中で、ジャック・マーの元、中国人社員が一致団結して働いているかがよく分かる。一つ目と異なり、最近のアリババの品質問題に立向う様子等まで描かれている(中国語+英語字幕)。
3.最後はこちら、ジャック・マーが投資家向けにプレゼンした最新動画。
アリババの今後の戦略(というかビジョン)についてよく分かる動画。
実はこの数日前に、CEIBSのロジスティックスクラブの活動の一環でアリババのキャンパスを訪問しており、ジャック・マーのプレゼン内容に近い内容を聞いていた。
毎回ジャック・マーは大きなビジョンをぶちまけるが、2036年までには、世界の経済規模の1、2位はアメリカもしくは中国、3 位がEU、4位が日本、 5位がアリババになるはずだと発言していたのが印象的だった(英語のみ)。
ジャック・マーから悩める若者へ
ちなみに日本以外の国では、硬い報道番組以外にもテレビ出演していたりする。
こちらは韓国のテレビ番組で若者へのメッセージ↓
こちらはよくジャック・マーが言うセリフ。