同級生の退学
一昨日金曜日、とうとうTerm3が終了。土日を挟んで、Term4が始まる。残念ながらTermとTermの間に長期の休み等はない。
(Term3ラストの必修授業の後)
Term4で必修科目の受講は最後になる。Term5以降は交換留学やダブルディグリー等でバラバラになり、実質的に明日から始まるTerm4が皆と一緒に過ごす最後のTermということになる。
休みの間に、CEIBSアラムナイの先輩方のブログを読んでいた。
優秀な諸先輩方でも苦労されていることを確認して、自分でないことにほっとするとともに気付いたことが二点あった。
1.カリキュラムは毎年進化している。
4、5年前の先輩のブログのため、時間が経っているが、CEIBSは貪欲に毎年毎年プログラムの改善を図っているので、先輩方のブログに登場する科目でもうない科目、逆に登場していないけど、今はある科目が存在した。
2.当時評判の悪い教授は今はいない。
CEIBでは生徒のみならず教授陣も徹底的に評価される。当時の先輩のブログで登場する評判の悪い教授は、今は一人残らずCEIBSには残っていない。
これは、しっかりとCEIBSが学生の声を反映させているということだと思う。
逆に今いるいまいちな教授は数年後にはいなくなっているということだろう。
韓国人同級生の退学
Term3の中で、事件があった。
我々の同級生から最初の退学者が出たのだ。
CEIBSでは成績に関して、厳しいきまりがあり、ある一定以下の成績を下回った瞬間、及び、Term7終了時点でGPAが2.8 に達していない場合、退学となる。
今回、同級生の中から初めての退学者ということで、皆驚いたとともに、他の韓国人同級生主導で、何とか彼の退学を阻止するべく署名活動等が行わられた。
結局70%近い同級生が署名に参加したが、援護射撃も虚しく、彼は退学することとなった。
彼とは同じグループになったことがないので分からないが、自分の中での彼の印象は商売をして成功して、CEIBSに留学しに来ている、おとなしい韓国人という印象で、特段成績が悪いというイメージがなかったので大変驚いた。
これから受験するアプリカントの方に安心してほしいのは、基本的にはよっぽどなことがない限り退学になるような成績をとることはないので安心して欲しい。
よっぽどなことというのは
1.グループでフリーライドする
何もチームに貢献せずにチームメンバーに乗っかり続けるとグループメンバーからの評価でとんでもない点数をつけられる。
2.勉強をさぼる
外資コンサルや外資系金融機関出身の同級生にとってMBAは楽だと感じると思うが、基本的には、特に今まで日本で育った受け身の教育を受けてきた日本人にとってMBAはとっても厳しい。上記以外のインダストリー出身で純ジャパの場合は、しっかりと勉強する必要がある。
ちなみにこれ以外にも、必修科目で十分な点をとれなかったり、個人的な理由で一定期間授業に出れなかった場合(出産等)、留年となる。
翌年同じ科目を受講しなければいけないため、一緒に卒業することが出来ない。
留年者は実は結構たくさんいる。
しかしこれから受けるアプリカントの皆さんは、日本人は真面目なので大丈夫(と信じている)なので、あまり心配しないでほしい。