MBA的台湾旅行(台南&麻雀編)
上海に帰っきて、夕飯を食べようとしばらくご無沙汰だったキャンパス内の学食にいった。ご飯の量が少ないから足してくれよと言ったところ。
むっちゃ多い!そしてきたない盛り付け!(ちなみにCEIBSの学食は英語は通じない)
上海に帰って参りました。
いざ台南へ
台北から台南へは高速鉄道で移動(新幹線みたいなもん)。内装も全て日本の新幹線と同じ。但し、値段は日本の新幹線の値段は1/4ほど。
世界中どこに言っても高速鉄道に乗るたびに、日本の新幹線は世界一高いと話題になる気がする。
台南では最初の二泊はAirbnbを利用。
台湾は外観は古めだけど内装はリノベーションしている建物が多いように感じた。Airbnbもリノベーションされていてとてもモダンな作り。これで一泊3千円くらい。
ちなみに台南から今までアテンドしてくれていた同級生の奥さんと、別のCEIBSの同級生と、その彼女も合流してくれた。
ちなみに彼らは全員NTU卒(国立台湾大学)。さては全員入れる大学なんじゃないかと怪しみだした。
台南についたのが夜だったので、Airbnbに荷物を置いて早速夜市へ。
台湾の夜市はなんと曜日によって場所が違うらしい。各曜日で夜市の開催場所が決まっていてローテーションしているとのこと。
月曜日:大東夜市
火曜日:大東夜市 / 小北(成功)夜市
水曜日:武聖夜市
木曜日:花園夜市 / 永華夜市
金曜日:大東夜市 / 小北(成功)夜市
土曜日:花園夜市 / 武聖夜市
日曜日:花園夜市 / 永華夜市
夜市では本当になんでも食べれる。しかも激安。上は台湾式お好み焼きみたいなやつを食べている。
一点だけ、日本人的に腑に落ちないのが
「なぜ夜市なのにビールが飲めない?!」
この雰囲気、この食事。日本人のおっさんならビールがないと聞いたら暴れだすはずである。
といわけで夜市から少し離れたところにある、路上の居酒屋みたいなところに移動して焼き鳥みたいなやつとビールを。
朝3時くらいまでここはやっているらしい。
路上の居酒屋付近の小道も十分な雰囲気↓
翌朝、朝飯を食べに地元の人がしる人ぞ知るという朝食スポットへ。朝7時なのに混んでいる。
朝七時からとっても新鮮な牛肉スープを堪能し、これはライスだろと思って注文したところ、同級生から別の店でライスを食べるからちょっと待てとのこと。
このエビ入りご飯に卵焼きが加わると
手に負えないほどうまい!!朝から美味すぎる台南!!
その後港町の安平に移動。安平には昼間からたくさんの屋台がやっていた。
ちなみに台南はとってもあったかく、日中は半袖である。
色々な歴史的建造物を巡った後。
近くでとれたてのオイスターである。
歴史的建造物についてはその場で解説を読んで理解したはずだが全て忘れてしまった。オイスターの美味しさだけは鮮明に覚えている。
その後付近をぶらぶら食べ歩きした後に、台南市内に戻り、同級生の奥さんの妹が経営しているというカフェにいくことに。
ちなみに同級生の奥さんは5人姉妹の末っ子である。
リノベーションされた店内の中で美味しいコーヒーとビールを堪能。
面白かったのは上の写真のような、ビールを入れるようなサーバー式のアイスコーヒーサーバー。
田舎者の筆者は初めてみたが、新鮮なアイスコーヒーが飲めた気がする。
二階はAirbnbになっている。今回は満室で泊まれなかったが次回は是非ここに泊まってコーヒーまみれになりたい。
実は台南には、オシャレなカフェがかなり多くある。競争は相当激しいはずである。
同級生は外資系のコンサル志望なので、彼が卒業後に奥さんの妹のカフェ経営を更に強化するはずである。
Cermado 席瑪朵
Facebook:https://www.facebook.com/cermado.spirit/
HP:http://www.cermado.com.tw/index.php
台湾人と麻雀バトル
夕食は奥様の実家にお邪魔し、豪勢な料理を頂いた。
手料理最高である。ここまで良くしていただいて本当に感謝しかない。
その後念願の台湾式麻雀。
実は中国にきてからMBA生活中にまだ中国人と麻雀をしていなかった。
事前に台湾人からルールは違うとは聞いていた。やりながら日本とのルールに違いに対応していったが、基本的な本質は同じである。
結構中国、台湾、香港での麻雀に躊躇している日本人はいるんじゃないだろうか。
場所によって細かいルールは変わるということだが、本質は変わることはないのでビビることはないと今回感じた。麻雀してぐっと輪の中に入っていける。ビビる必要はない。
以下、台湾式と日本式の違いである。
台湾式の特長
1.台湾式は16牌
日本式は13牌に対して、台湾式は16牌。3牌多いが、これは単に1つメンツを増やせばいいだけなので大した問題ではない。
2. ポン、チーをして、役なしでもあがれる
16牌ということは、メンツが日本式よりも多いので、ポン、チーがとても重要になってくる。ポン、チーをしても役なしで上がることが出来る。
したがって台湾人とやった際は皆鳴きまくるので最初戸惑った。
3.リーチ、ドラはない
日本にある「リーチ」「ドラ」は台湾にはない
4.日本よりも役の数は少ない
日本に比べて役の数は少ない。かなり気合を入れて高い役を揃えて上がったら、台湾にはそんな役はないということでがっかりした。
日本式の麻雀を少し知っている台湾人に聞くと日本の麻雀は役が多すぎると言っていた。
ちなみにイーペーコーは台湾にはない。
結論:役が少なく、とにかくメンツを揃えて上がるという麻雀の本質に台湾式の方がシンプルだと感じた。恐らく中国式も細かい違いはあれど本質は変わらないだろう。
結局麻雀は深夜まで及んだ。
翌日は再び絶品朝食を食べた後に、台湾で初めて出来た大学を回ったり、東京駅そっくりのバロック式の建築物、台南文学館を回ったりした。
文学館の中では丁度タイミング良く、日本と台湾との歴史的な繋がりについてのイベントもやっていた。
実はこの建築物自体も日本統治時代に日本人建築家の森山松之助さんによって建てられたものである。
その後早めのランチである。正直お腹いっぱいだったが、同級生いわく地元のとても有名なレストランということで行ってみると、先に3人おばちゃんが座っていた。
誰だこのおばちゃん達は?と思っていると、奥さんの職場の同僚で且つ、同級生とも以前の職場の同僚。この夫婦は以前同じ外資系の製薬会社で働いていた。
数々の素晴らしい食事もお腹いっぱいのためそこまで食べることはできなかったが、なんとこのおばちゃんたちも全員台湾国立大学出身。
この国にはこの大学しかないのか?!
そう疑い始めた後に、全員アメリカ(Chicago Booth等)でMBAを取得しているとのことが判明。
おばちゃんと言ってしまいすいませんでしたお姉さま方。
どうりで正月のランチでGDPの話とかになるわけだ
高雄
その後、高雄に移動し、高雄では同級生の奥さんの何番目の妹さんかわからないが、お世話になった。
高雄の滞在時間は短かったが、高雄の印象は非常に完成度の高い、近代的な街という印象を受けた。
台南に比べて、メトロもあるし、街全体が整備されている。
メトロの駅↓
高台からの夜景↓
川沿いで花火を見ることが出来た。
↓もちろん飯も絶品である。港町ということで新鮮な魚介を堪能
↓翌朝食べた高雄式のサンドイッチも絶品だった。
今回の旅行を通じて改めてMBA学生のホスト力の高さを実感した。
ここまでパーフェクトで満足度の高い旅行は初めてだった。