外貨両替を楽しむ方法
中国に駐在している人や、中国に駐在経験があり今日本にいる人と話をすると、良く話題になるのが、中国元から日本円への両替、日本への持ち込み方法である。
彼らは給料の一部、或いは大部分を中国元でもらっており、中国元がたまっている人が多い。一方で、中国政府による人民元の国外への持ち出しはどんどん厳しくなっており、多くの人が日本帰国後に銀聯カードを通じて、日本国内で引き出しているが、1日に引き出せる上限が今年また厳しくなった。
加えて昨今の急激な円高で、円に両替するタイミングに、皆頭を悩ませている。
日本人の中国MBA生にとって
中国MBAで戦う日本人にとっては、上記駐在員とは逆で、どうやって安いコストで元を調達するかに頭を悩ます。昨今の円高基調は特に学費支払いの面では大変有難く、小生の場合昨年1st Roundで合格後に種々生活費、学費等を算出する際に、1元=20円で換算していた。しかしながら足元1元=15~16円程なので、20~25%想定コストが安くなりほっとしている。
中国でもクレジットカードを使える店、場所は特に上海には多くあるので、クレジットカードで買い物は出来る。為替レートはカード会社によってまちまちだが、小生のイメージでは為替は足元レートに比べ1円弱くらい悪いレートになる印象がある。
短期間の滞在なら良いが、長期でいるのであれば積み重ねで気になる額になるはずである。もちろんクレジットカード会社のポイント等は貯まるので、兼ね合いである。
中国でのお支払いはWechat or Alipayで
そこで基本的には、中国で銀行口座を作り、足元レートで日本円を中国元に変え銀行口座に元をプールし、銀聯カードやWechat、Alipayを通じて支払いをするということになる。中国では電子決済が日本より進んでおり、ほとんどWechatもしくはAlipayで日常生活のほとんどの支払いを行える。筆者も上海での普段の生活では電子決済でほとんど賄えるので現金はほとんど使わない。
どうやってお得に日本円から元に変えるか
さてどうやって日本円を中国元に変えるかだが、一番やらないのは空港での両替所での両替。レートが悪すぎる。
一番良く使うのがクレジットカードのキャッシングもしくはVisaデビットカード。比較的為替良いレートが拾える。手数料はクレジットカード会社によって異なる。
中国国内での両替は、手数料がかからない代わりに若干レートが悪いような気がする。また少し両替に時間がかかるのであまりやらない。
両替エンジョイ法
日本国内に帰った時に、時間があって新宿に寄ることがあればよくやる両替方法がある。
新宿駅西口に立ち並ぶチケットショップの通りで一通り外貨両替のレートをチェックすることである。たくさん並んでいるので、一度に色々な店のレートを確認することが出来る。
加えて、タイミングによっては中国国内で調達するよりも安く中国元を調達することが出来る。
この日(8月3日)は1元=15.01円で両替することが出来た。爆安である。
このようにたまたま安い元を調達出来るととても嬉しいので、日本によった際は、この両替屋さんゾーンによることが多い。
注意としては、中国国内では偽札が多く流通しているので、安全にいくなら中国国内の銀行での両替をお勧めします。