CEIBS MBA日記

CEIBS(ときどきIESE) MBA日記

2016年夏から中国、上海のChina Europe International Business Schoolに挑戦する日本人のブログです。本ブログの記事は個人の見解であり、所属する組織や団体とは一切関係なく、組織の公式見解等を示すものではありません。

CEIBSは世界8位に値しない(それでも屈しない強いハート)

先日の寒波で東京でも相当な雪が積もったと聞いたが、ここ上海でも相当な雪が積もった。
ここからは、雪化粧をしたCEIBSキャンパスの写真をパラパラとご紹介(一部上海の街の写真も含む)。

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途中出てきたカエルは、上海で流行している旅カエルとCEIBSのコラボ写真。

そして最後の凛々しいお方の写真は、CEIBSの2代目学長(初代学長の銅像もキャンパスのどこかにあるらしいが、未だ確認出来ず)。
頭の上に乗っているのは白髪ではなく、雪です。

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↑こちらが通常時。

この銅像にはこう書かれています。

「私の夢は、CEIBSが世界ランキングトップ10に入ることである。」

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歴代学長の夢達成済み


はい、学長の夢、既に完了済みです。

 

asia.nikkei.com

 

rankings.ft.com

 

CEIBSがMBA世界ランキング8位にランクイン

 

ということで今週は、何となくキャンパスが幸せな雰囲気に包まれている。
なぜならFinancial Timesの今年のランキングでトップ10入りをしたからである。
実は、10年以上前に一度、トップ10入りをしたことがあるのだが、その時は、為替の影響やら何やらで、その直後のランキングも全然低かったり、翌年のランキングも級下落したりと、真の実力ではないと言われており、カウントしない雰囲気があった。

しかし、今回のランクインは事情が異なる。
他の中国MBAスクールが昨年から大きな上昇がない中のCEIBSのジャンプアップ。
またここ数年はずっとランキング10位近辺につけており、着実に自力をつけてきていた。

本当に8位にランクインするだけの実力あるの?!

しかしここで、疑問が生じる。
本当にCEIBSがトップ10に入るだけの実力があるのか問題である。

トップ10と言えば、誰が何と言おうと羨む誰もが行きたくなる銀河系最強のMBAスクール達である。
CEIBSは果たしてどうか。。。
そうこの学校弱点が多すぎるのである。
以下アンチCEIBSの目線から、CEIBSをディスる上で4つの点を検証したい。

1.だって空気悪くね??

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年々空気が良くなっているとは言うものの、バルセロナのような青い空、サンサンと降り注ぐ太陽が毎日あるのかい?!
と言われたら、完敗である。

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2.だってGoogleもYoutubeもFacebookも繋がらなくね??

「私FacebookもTwitterもYoutubeもLineも出来ない生活なんて無理なの。」

と言われたら、VPN使えば繋がるは繋がるものの、面倒ではあるし、動画の再生に時間もかかる。
この点もつかれたら、完敗である。

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3.だって娯楽、特にスポーツエンターテイメントなくね?!

news.livedoor.com
テベスも去った今、中国のスポーツ・エンターテイメントは厳しい局面を迎えている。
特にバルセロナにいた時は、本当にサッカーの応援が市民の生活に染み込んでいるのを感じたし、生活を豊かにしているのを感じた。
この点も完敗である。


4.だってそもそも英語通じなくね?


おっしゃる通り、初めて上海に来る人が最も驚くのが、国際都市上海と聞いてやってきたのに、想像以上に英語が通じない点である。
この点は誠に申し訳ない。

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以上を踏まえると、CEIBSの問題というより、中国特有の問題と言うこと出来る。

それでもCEIBSは価値のある世界的なMBAスクール


去年のFinancial Timesのランキングで、CEIBSが11位となった時、
担当の教授が言った言葉は忘れられない。

「今回11位となったが、我々の実力は11位には及ばないと思っている(過大評価されていると思っている)。私達のランキングの周辺の学校を見てみろ、歴史ある、世界的な名門校ばかりじゃないか。私たちは、このランキングにふさわしい学校となるよう。これからも努力し続けていこうと思うし、学生もそうであってほしい。」

そうである。
この学校の職員、教授陣は過大評価されているのをわかっているのである。
筆者も度々指摘しているが、CEIBSの最大の魅力は、「現状に満足することない、飽くなき向上心、野心」なのである。

<第1話> 僕はどうしても「CEIBS」に行きたかった |

 

これはキャンパスビジットすればヒシヒシと伝わってくる。

きっとCEIBS設立当初に、世界ランキングトップ10というデカイ目標を掲げた学長も、周りからは疑心の目を向けられ、誰も信じなかったんじゃないかと思う。

 

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↑きっとこんな感じだったんだろうと思う。

このチャンレンジスピリットに溢れた雰囲気は本当に稀有だし、IESEにもなかった。これは中国独特なんじゃないかと思う。
だからこそ、みんなCEIBSが更なる高みにいけると信じているし、筆者も信じてやまない。