プレコース終了!
プレコース最終週のグループは、何とランダムに決められた4人がグループリーダーとなり、今までのプレゼンのパフォーマンスを踏まえドラフト制でチームメンバーを順番に指名していくという決め方だった。
人気のない学生は明らかに最後売れ残る、こんな決め方は良くない!公開処刑じゃないか!と反論しようと思ったが、ここは日本ではない。実力社会のMBAど真ん中である。今までの自分のパフォーマンスを客観的に把握できる良い機会と思い、ドキドキしながら自分の指名を待った。
9番目の男
結果、筆者は9番目の指名だった。25人の参加者で4人のリーダーを除けば真ん中の指名順位である。OKOK!
最後の方に売れ残っていた学生達はかわいそうで、見ていて辛かったが特に誰も気にしていないようだった。
さて最後のチームはとても仲が良く、尖ったメンバーもいなかった。ただしそれが故に、グループワークはダラダラと長く、グループワークの途中で長時間外に飯に行ったり、仲が良すぎるのも一長一短だなと感じた。
このグループワークの初日に、そこそこ中国語がいけることがバレ、グループのメンバーは自分以外皆中国人であったこともあり、この一週間のグループワークの会話の95%は中国語だった。英語のプレコースなのに中国語の方が鍛えられた気がする。
最初の3週間のグループ内では、英語の方が得意だし、中国語を使うことをためらっていたが、このグループでの活動を通じて中国人と中国語でコミュニケーションをとることでグッと関係が近付けること。また彼らは外国人に完璧な中国語を決して求めておらず、不自然な中国語でもしゃべるととても喜んでくれることを学んだ。特にWechat(中国版ライン)上では中国人には例え自身がなくても、中国語で返すように心がけるようになった。
ザリガニ
しかしながら、筆者の中国語レベルはまだまだで、少しでも気を抜くと一気に会話についていけなくなる。このグループでザリガニを食べに行った時、筆者ザリガニ初体験だったこともあり、集中力の大半をザリガニにもっていかれ、会話のほとんどを理解出来なかった。
ちなみにザリガニはとっても美味!!また行きたい!
ザリガニを剥く時にビニールの手袋を使っている客も多くいたが、グループのメンバー全員が素手で剥いていたので、筆者も素手でいった。結果3日くらいはザリガニくささが手に残っていた。
プレコースで学んだこと
- 英語プレゼンスキル
- 他の学生の英語レベルの高さ(自分の英語力はボトム)
- 他の学生の体力(どんなに忙しくても(夜の)クラブは欠かさない)
- 中国語の大切さ
もちろんプレコースなんてお遊びで、ここからが本番である。ただし最大勢力の中国人コミュニティにどうやって入っていけばいいのか、何となくヒントがつかめた4週間であった。