WHY CEIBS
志望校はキャンパスビジットで実際に見学して、どこも素晴らしい学校ということは分かっていたので、進学先については最後まで悩んだ。最後は自分の直感でCEIBSを選んだが、後付けでCEIBSを進学先に選んだ理由を整理すると以下の4つだったように思う。
①中国語の習得
社 会人になってから1年ほど会社の研修を利用し、中国語を勉強していた(といっても当時は全然大したレベルではない。中国語検定4級レベル=新生児レベ ル)。引き続き会社のサポートを受け中国語を勉強できる恵まれた環境の中で、中国語を自分の武器の一つとしたいと考えていたため、中国語の習得は留学のも う一つの大きな目的であった。
当初中国本土に加えて、香港、シンガポールのMBAスクール位までだったら、頑張れば中国語伸ばせるかなと思って検討していた(*)。
(*) 詳しくは、キャンパスビジットについての記事で書きたいと思うが、中国語を伸ばしたかったら絶対に中国本土である。CEIBSのキャンパスビジットで衝撃 的だったのは授業はもちろん英語だが、授業外では圧倒的に中国語が飛び交っていた。もちろん受付のおじさんや、食堂のおばさんだって中国語しか話せない。 印象的だったのはある学生クラブの打ち合わせがあるということで、ディスカッションルームに見学しにいったら、自分がキャンパスビジットしにきているの に、白熱してきた打ち合わせの中盤から中国語でのディスカッションとなっていた。ここで生きていくには中国語は必須と感じた。また日本人アラムナイの方々 もCEIBSの留学を通して中国語を皆さんマスターされている。一方、香港、シンガポールのMBA留学を通じて中国語をマスターしたという人は聞いたこと がない。
②ランキング(国際的な評価)
低 いよりは高い方がいいに決まってる。中国語が学べる可能性があってランキングが高いとなるとCEIBS、HKUST(香港科技大)、NUS(シンガポール 国立大学)か。中国本土の他の大学はランキングは少し落ちる。INSEAD(シンガポール校)は確かにランキング高い(2016年FT1位)、がこの短期 間では無理と鼻から頭に入れていなかった。
2014年 2015年 2016年
CEIBS 17位 11位 17位
HKUST 14位 14位 14位
NUS 32位 31位 32位
北京大学 57位 - -
復旦大学 83位 55位 47位
INSEAD 5位 4位 1位
③日本人がいない
Class of 2017(一つ上の先輩方の代)に限って言えば、NUSは1学年の学生数が100人に満たない中で日本人10人以上、HKUSTは120名程の中に日本人 10名弱。一方CEIBSは200名弱の中で日本人ゼロ!もちろん人数が多い方が日本イベントの実行をし易いといったメリットはあるが、1人でも出来ない ことはないはず(ちなみにCEIBSのClass of 2018は日本人2人です)。1人や2人しかいなければ自分の発言が日本代表としての発言となる。他の日本人には頼れないタフな環境で自分を追い込んで、 成長したかった。
④学校の雰囲気
在校生に「入学の決め手は??」と聞けば、多くの人がキャンパスビジットの際に感じた学校の雰囲気と言う。何だか就職活動の際の「御社の雰囲気に惹かれて」に近いお決まりの定型文と思っていた。
が、実際にCEIBSに行ってみて、授業にも参加してみて、CEIBS独特の雰囲気を確かに感じた。そしてそれは最終的に進学先決定の決め手となった。
CEIBS独特の雰囲気とは何か。これは完全に個人的な意見だが、それは
野心
だと思う。キャンパスビジットを通じてビンビン伝わってきた。
その野心はどこから来るのか
想像してほしい、創立数年で世界の名だたるMBAスクールの仲間入りを果たすことがどれだけすごいことで、どれだけ奇跡的なことか。しかもこの学校はMBA専門の学校で総合大学がMBAコース作るのとは訳が違いますから。そりゃ野心満々ですよ。
ということで、どんな背景があって当時の人たちはこの学校を作ったのか知りたくてアドミッションオフィスに資料がないかと聞くと、翌日早速資料が届きました。さすが仕事が早い。
ちなみに上海での宅配便の受け取り方法は、宅配便が届くと携帯に連絡があり、指定された場所(路上、上写真参考)に行き、係りの人に携帯のメッセージを見せて自分の荷物を受け取るシステム。えっ汚くね??、、抵抗があるのは最初の1ヶ月ですぐに慣れました。
分厚っ!!!CEIBSの20周年記念史。
しかも中国語!!
これは飲みながら出ないとやってられません。
ということでウィキペディアよりも詳しいCEIBSの説明を現在作成中ですので少々お待ち下さいm(_ _)m